渡邊美奈子 「長崎南画展」〈改訂〉
「南画(なんが)」をご存知でしょうか。
「南画」とは、南宗画(なんしゅうが)を略したもので、険しく鋭い筆致が特徴の北宗画(ほくしゅうが)に対して、柔らかい筆遣いで描いたものをいいます。
鎖国下の江戸時代。国内の南画家たちにとって長崎の来舶清人や大陸から伝えられる書籍、画譜などは最先端の文化でした。
その歴史を現代に受け継ぐのが「長崎南画」です。
今回の展示会では、伝統長崎南画の世界を東京で紹介することを目的としています。
さらに、その技法をいかした作品展開にご期待ください。
「牡丹」
会期中、会場では、常時、実演をします。
またその場で色紙を描き販売もします。
南画に関心がある方は、筆を持って描いてみたい方には挑戦していただくことも可能です(ワークショップ随時)。
渡邊美奈子「長崎南画展」
2016年12月9日(金)〜11日(日)
11時〜19時(最終日17時まで)入場無料
国立駅前:ギャラリービブリオにて
展示予定作品数約20点。
題材は花や植物などが中心(蘭、竹、菊、梅などの四君子をはじめ、蓮、枇杷、蟹、中には彩色したものも)。
お正月に向けて牡丹や南天など、めでたい雰囲気の題材もそろえます。
「牡丹」
会場には掘りごたつもあります。
現在、「佐瀬みかん」を手配中。コタツでみかんを食べながらゆっくりくつろいでください。
≪作者・渡邊美奈子さんについて≫
フリーランス書・画・篆刻作家。長崎三画人の一人である鉄翁(てつおう1791〜1871)直系の正統を継ぐ田中魯仙師に師事。長崎現地にて修業。東京・国立に転居後は長崎南画の貴重な在京継承者として活動しつつ、ギャラリービブリオの「国立うちわ市2016」にも国立在住アーティストのひとりとして参加。
国立市内にて「Atelier MINAKO」(←クリック!!)を主宰。
そしてこのたび、その活躍ぶりが韓国のテレビで紹介されました(渡邊さんはハングル書家でもあり韓国語も堪能です)。
英語のプログラムでナレーションや字幕は英語だけど、日本での取材部分の「地」のセリフ(?)は日本語なので僕のような浅学の者でもなんとなく理解できます。
「chinese ink-stone 」とは墨のことかな。
【記念イベント】
12月10日(土)14時〜
長崎南画と生け花のコラボライブパフォーマンス
(南画:渡邊美奈子 生け花:瀧澤織衣)
入場無料です。
師走の週末。趣ある和室のギャラリーにて、東京では見る機会の少ない「長崎南画」の世界をお楽しみください。
掘りごたつもあります。(←しつこい)
・・・もうすぐ開催・・・・・
第一人者が直接指導するまたとない機会。丸山清人銭湯絵教室。12/3,4,5
・・・大好評、地元限定発売中・・・・・
増田書店、オリオン書房PAPERWALLnonowa国立店にて店頭販売中。通販もあります。
嵐山光三郎・南伸坊・浅生ハルミン 奇跡の共演。俳画カレンダー
←クリック!!
・・・・好評発売中・・・・・・・
・・・開講中・・・・・・・
達人に習うハモニカ教室。
小学生対象。今、話題の“フォニックス”で生きた英会話を習得。 ←クリック!!
「きらりキッズ」。
◎◎ ◎◎ ギャラリービブリオ公式サイト ◎◎ ◎◎
国立駅前。展示、ワークショップ、会議にご活用ください。レンタルスペース、貸会議室
国立駅至近。お得な和室の会議室。お申し込みは「スペなび」から。
・・・・・・・・・・・・・・・
ご意見、ご希望やイベント申し込みはメールで。
2585327