丸山清人銭湯背景画教室 その2 一度しか会えなかった人との再会

第2回となる「銭湯もりあげた〜い」主催による「丸山清人銭湯画教室」の二日目。


11時20分、主催者代表の到着を待って外出。商店会関係の会合。地域の集まりには積極的に出る方針。銭湯画教室の準備は昨日のうちに終わっている。



シャンシャンと終わって帰廊。


12時30分から受講者様が集まり始めて定刻に開始。


それぞれの個性がさく裂しつつもサクサクと進んだ。


5時には全員がフィッニッシュ。


現在、絶賛乾燥中。




本講座には、開業前からの友人が遠くから参加してくれている。滋賀県のYさん。


僕が2010年の秋に脳梗塞で斃れた時、ほぼ半身不随の絶望の日々の中、彼女のブログにどれだけ励まされたことか。





今は主にフェイスブックでやり取りをしているのだが、彼女の機知にとんだ発言にファンになってしまう人が続出で、ぼくのFB友達の文化系のおっさんたち(もちろん面識はない)が軒並み友達申請をするほど。


そのYさんがあるものを持ってきてくれた。


「奥村憲司さん文章集」


かつて近江八幡にあった書店「イシオカ書店」の経営者がホームページに書いていた文章を出力したもの。


そう、とても面白いホームページだったのだ。本や音楽についていつも独特の視点で書いておられてその深い識見にいつも感嘆していた(その当時の僕は「月刊書店経営」の編集をしていて、常に全国の書店人の動向に注視していた)。


あるとき、関西出張のついでに会いに行った。


その日のブログにその感激が書かれている。


長いけど、ぜひクリックしてお読みください (←クリック!!)


今日、Yさんが持ってきてくれた「奥村憲司さん文章集」にもその日のことが書かれていた。



その時、奥村さんと僕の話をくすくす笑いながら聴いている女性客がいた。それがYさんとの出会いだった。



奥村さんの文章は「今度の出張はぜひ泊りがけで。一緒に呑みましょう」


と結ばれている。


そのご提案は実現することはなかった。


次の関西出張の折もお店にお寄りしたのだが奥村さんはお留守だったのだ。


翌日、職場に出勤した僕に奥村さんから電話があった。


「せっかく来ていただいたのにすみません。ちょっと体調を崩しちゃいましてね。次回は是非。」


次回は無かった。数か月後、奥村さんはそのまま亡くなられた。


大のフォークファンで「雲遊天下」の表紙を飾ったこともあった奥村さん。豊田勇造さんや友部正人さんとも親しくフォークライブを企画したりしていた。また友部さんのイラストを使ったブックカバーで賞をもらったりしていた。


僕はいつの間にか、奥村さんの亡くなった時の年齢を大きく越えてしまった。「雲遊天下」の協賛を得て中川五郎さんのフォークライブを隔月で開催し、友部さんのご子息にも演奏していただいている現在の僕の活動を泉下の奥村さんがご覧になったらどんな言葉をかけてくれるかなぁ、と時々思う。



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