連日の雪かき三昧。今日は物置の隅から塩化カルシウムの6キロ袋が見つかったので劇的に進んだ。
塩化カルシウムは水分を吸収しやすい。そしてその際、熱を発する。そしてその熱で氷の融解が進む、という仕掛け。その代わり「塩化」だから金属がさびやすい。北欧では凍結防止のためこれを道路にばら撒く。それに耐えるように作られているのでボルボは錆びにくい、と聞いたことがある。
家の前の雪かきをしていたら近くのマンションの大家さんが「ちょっと見に来なさいよ」と言って、声をかけてくれた。そして住人しか入れない中庭に招き入れてくれた。見せてくれたのがこれ。
これは凄いや。
そんなこんなでここ数日は雪かき三昧。ここで一句。
雪掻きやマウンティングしてくる東北人
レッスンプロ多数。
それはともかく雪かきで他の仕事が全然進まない。やばい。
やばい中、17時以降をツレに任せて早退。
行き先は池袋。水曜日に行ったばっかり。今日は池袋は庚申交差点のライブハウス「鈴ん小屋(りんごや)」で開催の「浅川マキ・バースデー・トリビュート・ライブ」に行くのだ。
貴重な未発表ライブ映像、浅川マキを発掘し育てた伝説のプロデューサー、寺本幸司さんのトークショー、4組のマキさんを敬愛するミュージシャンによるライブ、という構成。
僕は浅川マキファンということはないのだが、寺本さんや「4組のミュージシャン」のメイン、トリをつとめる蓮沼ラビィさん、70年代にマキさんと組んでいたギタリストの萩原信義さんとも親しいのでうかがった。
「鈴ん小屋は」入り口で靴を脱ぐというスタイル。
ちととまどう。外を歩いた杖をそのまま使うわけいないし、さらに僕は脳梗塞の後遺症の神経障害で「足袋はだし」が苦手なのだ。ちょっとした異物を感知しても激痛がはしり、その一方で画鋲を踏んでも気づかなかったりする。ぎりぎりで背もたれのある椅子を確保、ラッキー。脳梗塞の後遺症のバランス障害も持つ僕は背もたれのない丸椅子は5分が限界。バランスを崩して椅子から転げ落ちる。実はそこそこの身体障害者。デブ賞、もとい、出不精になるのもわかるでしょ。でも床暖房はありがたい。
未発表ライブ映像、映像も去ることながら音のよさにも驚いた。また日本語で歌う歌詞の英訳字幕がつくのも珍しい。さすがヨーロッパで大うけのシンガーだ。
つづいて寺本さんのトークショー。約2年前、当店での「浅川マキの夜」がマキさんの死後、マキさんについて公式に語った最初だった、とのこと。
ラビィさんと萩原さんのデュオは4番目の大トリ、のはずが3番目になった。早く安心して飲みたいという萩原さんの希望だったようだ。すでに安心して飲んでいるようにも見えたが。
演奏が始まった。さっきまで焼酎を飲みながらエヘラエヘラしていた萩原さんが剣客のような顔になった。
演奏は「朝日楼」から。そして「わたしが娼婦になったなら」「ブルースピリットブース」「少年」「わたしのブギウギ」。
とても息のあったステージを見せてくれたこのデュオ。最初の出会いは2年前のギャラリービブリオでの「浅川マキの夜」でのステージと客席だったという。そういうのってうれしいな。
ラビィさんのライブは何度かうかがったが浅川マキトリビュートは初めて。いつもの「任侠ブルース」のオリジナルもいいけど今日のもよかったなあ。
お二人のステージが終わったところで中座。雪かきにかまけて山積みになった仕事が待つ国立はギャラリービブリオに帰った。
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