秋のはなげ祭り3日目

今日は山田さんの在廊日。3年前の「春のはなげ祭り」にたまたま来られて山田さんと意気投合した85歳の老紳士がこられて久々の再会。大いに盛り上がった。


クラッチ談義。山田さんもスクラッチペーパーを使った削り絵技法を多用されるが、老紳士は本来スクラッチ画に使うためでない着色被膜面のある精密製図用スクライブフィルムの皮膜を刃物で削り取って透明な画線とし、裏に重ねる紙・布等の色調と併せて表現するという他に例のない技法で、ユニークで精細な作品を永年に亘り作っておられる。


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本を買われたお客さんに求められるとさらさらっとサインをする山田さん。こんな絵が魔法のように出来上がっていく。




室内に設置した「鼻毛ポスト」にも注目。



ここにメッセージを入れるとかなりの高確率で返信が来るらしい。本展でのテーマは「もしもあなたの鼻毛が長く伸び続けたらなにをしますか」




うーん。太鼓を叩き続けるかな。




メッセージを入れた後ポストの口をこわごわ覗き込むちびっこ。



「吸い込まれるよ! 昨日も小学生が3人吸い込まれた」


みたいな冗談をいうじじいは子どもに本気で嫌われるので言わない。「あなたの冗談はあなたが考えているよりもずっと面白くない」の箴言は今も真実をついている。


極論を言うと、冗談やギャグというのはたいてい面白くない。笑いをとっているように見える場合もほとんどは相手が目上の相手に気を使って笑っているだけ。僕の周りの面白い人、笑いのプロは冗談やギャグをほとんど言わない。でも周りの人は笑い転げ抱腹絶倒している。曰く、久保新二さん(俳優)、嵐山光三郎さん(作家)、南伸坊さん(イラストレーター)、植竹公和さん(放送作家)。


僕は商家の子どもだったのでお客さんの大人と接する機会が多かったけど、冗談を連発して子どもをからかうおじさんが苦手だったなあ。



そんなわけで、はなげポストは覗き込んでも吸い込まれません。安心して覗き込んでください。でも古い家です。時々天井からホコリが降って来ますのでけっして吸い込まないようにしてください。




【業務連絡】

明日9日、作者・山田さんは13時〜18時在廊です。





・・・・開催中・・・・・

9月6日(木)〜17日(月)「ふつうやない! はなげばあちゃん」原画展
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・・もうすぐ開催・・・・・

銭湯絵師・丸山清人個展 9/21(金)〜10/2(火)。
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「Handicraft Artist展〜ものがたり〜」 10月6日(土)、7日(日)

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