二庵宗匠登場

書店にて「どんなくにたち」購入。

今回で第7号、国立のタウン誌だ。元、女性誌のライターだった田中えり子さんとお仲間たちが手弁当でがんばってつくっている。本が売りにくいご時世の中発行していくのは並大抵の苦労ではないだろう。頭が下がる。国立、立川、国分寺、府中にお住いの方はぜひ買ってあげてください。

 蕃茄山人もかつて一回だけ原稿を書いたご縁がある。投稿ではない、依頼原稿である(笑)。ただしノーギャラである(泣)。しかもその後原稿の依頼がない(号泣)。

ちなみに今回の表紙は俳優の三浦友和さん。相変わらずかっこいいね。どんどんかっこよくなっていく気がする。春のドラマ「ブラックジャックによろしく」の超・大人っぽい医師もかっこよかったな。

それから今号から始まったのが書評のページ「本を読むのもめぐりあい」。著者は元・「MORE」「コスモポリタン」等の編集長を歴任してきた安藤二庵さん。わが「ほんやらなまず句会」の宗匠である。つまりわたくしこと蕃茄山人の俳句の師匠である。

 幕末の遊侠の徒を描いた本、三冊を紹介してくれている。どれもスラスラと読みやすそうな本だ。

 季刊の雑誌で書評って難しいと思う。えてして久しぶりの出番になるから、つい気張りすぎてペダンチックに走り、難しい本を選んじゃったりして。ましてや今回は第一回である。それなのにこの肩の力の抜けっぷり・・・・・。さすが二庵宗匠、ただの遊び人じゃない。さっそく近日中に読んでみようという気になった。