昨日の続き。昨日はダブルヘッダーだった。

「学校法人・吉永学園(仮)評議会」が終わるやいなや、タクシーを飛ばして谷保天満宮に走った。

市内・ふたば幼稚園理事長・小沢孝造氏が会長を務める「国立の自然と文化を守る会」の総会が天満宮のホールであるのだ。

僕がその会の会員であるわけはない。会員は商工会や谷保の地主さんの重鎮ばかりだ。

そのようなところになぜ僕が行ったかというと、嵐山先生つながりだ。総会のゲストとして嵐山先生が講演を頼まれたのがことの発端だ。

講演を頼まれた嵐山光三郎先生はただの講演にしたくないと考えられたらしい。いろいろアイディアを練る中で思いつかれたのが「句会」だ。

そういうわけで「第一回やぼてん句会」が開かれることとなった。そして俳句の心得ない方が多いことが予想されたので、多少は齧っている者が何人かは必要だということで声がかかったのが、エソラ(=キャットフィッシュ)のマスオさんと僕というわけだ。嵐山先生からのお誘いであるし、たまには「他流試合」もよかろうと二つ返事で引き受けた。


   僕が会場に着いたのは開始5分前。この句会は事前に句を提出してあるから安心だなぁと鼻歌で会場入りしたら、嵐山先生の親友で建材店「サトウ」経営のシュウさんが、

「蕃茄クン遅かったじゃないか。今日は嵐山の隣で助手だからな」

ええっ?聞いてないっすぅ。シュウさんのうしろではマスオさんが、

「よろしくねー」

とニコニコしている。もしかして図られた、自分? 


  会場を見回すと本当に国立の重鎮ぞろいだ。

  面識ある人では、関頑亭・タミご夫妻、関敏先生、津戸宮司、前市長・佐伯有行氏、植繁の親方、「マスタッシュ」「大魚菜」「フェルミエール」オーナー・曽我氏、前教育委員・伊藤和美氏。面識のない方では元・国土庁長官の小沢潔氏、前出・小沢孝造氏。

  国立の人ならわかると思うけど、なかなかコンサバチブなオールスター・キャストだ。

  上座の講師席には二つ椅子が並んでいる。一つは嵐山先生、もう一つが僕の分だ。

  言うまでもないが僕が堂々の最年少だ。しかも赤いアロハにジーパンなんかで行ったものだから居心地の良くないこと極まりない。ちなみに僕の次に若いのが、しめし合わせたわけではないが青いアロハにジーパンのマスオさんだ。

  (この句会の顛末はまた明日に続く・・・・)