三吉は「もりたなるお」先生が好き

部屋で本を読んでたら、次男・三吉(仮名・小2)がトコトコっと寄ってきて、書棚をしげしげと眺め始めた。

  やがて傍に来て一言。

  「おとうちゃんの本の中では、オレは?もりたなるお?が好きだな」


もりたなるお=1926年生まれ。作家。元・警察官。代表作= 「広瀬中佐の銅像」「 昭和維新 小説五・一五事件」「銃殺 運命の二・二六事件

  何を渋いこと言ってるんだろうなぁと思ってツマに言うと、

「まだあまり漢字を読めないから、ひらがな名前の著者を選んだんじゃないの」

  なるほどそうか。確かに書棚の手前一列目(スライド書棚である)で平仮名名前、カタカナ名前の著者は、もりたなるおの他にいない。翻訳、あまり読まないし・・・。


  でも2列目3列目に行けば、平仮名、カタカナ名前の著者の本が、それこそ売るほどあるんだけどね。もう少し大きくなったら探しに来なさい(下記イラスト参照)。