続・甲賀忍法の秘薬

一昨日の日記に滋賀県甲賀郡甲賀町の製薬会社の製品について書いた。そうしたら近江の濫読王・紙魚子さんからBBSで教えていただいた。曰く、

「忍者は薬にも詳しかったので甲賀町は製薬が盛ん」

だそうである。なるほど・・・・・。


   すぐに調べるのが僕の偉いところだ。まずはインターネットタウンページで調べてみた。

   それによると甲賀町に製薬会社は13軒あった。人口12,044人を考えるとこれは確かに多い。「甲賀の置き薬」といえば富山に次いで有名らしい。

   そして件の滋賀県製薬株式会社は資本金1億9000万円、設立昭和18年8月1日、従業員190名という立派な会社であることもわかった。こちらにも置き薬事業部がある。


   それからこの甲賀町、この10月から水口町、土山町甲南町信楽町とあわせて甲賀市になるそうである。。

   そして、あと13日で甲賀市となる甲南町にある県立甲南高校にはなんと「薬業科」があるという。全国で4校というからこれは珍しい。

   あとの3校のうち2校は富山県立滑川高校と富山県立富山北部高校。さすが越中富山の反魂丹である。僕などは薬というと富山を思い出すのだけど、その富山ですら2校しかない薬業科があるというのは、甲賀の薬というのはなかなか凄いんだな、これは。

   ちなみにこの「甲賀=こうが」という地名の起源は、6世紀末、百済の国から招かれ、この地に文化を開いた「鹿深臣」に由来していると伝えられるそうだ。だからもとは「かふか」だったんだね。朝起きたら虫になりそうな名前ではある。


   肝心の効き目。「ヘサA」効きました。もう元気です。