私には向かない職業・・・・・

 今日は幼稚園に行ってきた。

  3人の子どももとうに卒園しているのになぜに、というと評議会だ。

  今、僕は3人の子どもがお世話になった幼稚園(学校法人)の評議員をやっている。

  規約により学識経験者と卒園生による評議会の設立が決められているのだ。

  そうか学識経験者か、とうとう俺もそこまで登りつめたかと思ったら、卒園生枠の方だった。40年近く前だからすっかり忘れていたが、確かに卒園した記憶がある。

  
  と、このようなことを5月にも書いたが、その評議会が今日もあったのだ。

  事業報告の途中、園長先生が「評議員の先生方は・・・」と言われる。今日は卒園生枠は僕を含めて2人のみ出席で、そのもう1人の人も途中退出したので、僕以外はたしかに学識経験者、つまり先生方だったのだ。

  自分のことを言われたわけでもないのに「先生方」といわれると、ついその気になるのが僕の悪いところだ。当番でおられた幼稚園の先生にお茶を供された際、半拍遅らせて鷹揚に頷くサマなどは堂にいったものである。

  そんなわけで、つくづく「先生」と呼ばれる職業には向いてないと思ったよ。政治家、教師、芸術家・・・・・。先生などと呼ばれたらすぐに舞い上がって、悪いことやって逮捕されるね、俺は。危険危険・・。

  他にないかね、「安全な先生」は?  時代劇に出てくる用心棒の「先生」ぐらいだな・・・・・。って、一番危険か?