学習発表会

今日は、長女・花子(仮名・小五)と次男・三吉(仮名・小二)の通う小学校の学習発表会。

 学習発表会って何? って思われる向きもあるかもしれない。昔で言う「学芸会」のことである。学芸会は学習発表会、修学旅行は移動教室。業界ごとにいろいろ言葉があるのは面白いものだ。単に昼飯を食うだけでも「給食指導」となる。

 先の出番は花子の五年生。演しものは三浦哲郎原作の『ユタと不思議な仲間たち』。生意気にいい本やるなぁ。

 花子の役は村のいじめっ子集団の副頭目の役。一番、卑怯なキャラだ。さすが児童館の演劇サークルに入っているだけあって(演技はともかく)、美味しい役がどれかを嗅ぎ分ける鼻だけは発達したようだ。

 囃子方での出番もあって、こちらでは和太鼓。無難に叩けたようだが、これはナムコのおかげだな。


 三吉の二年生は「アイウエオリババ」という音楽劇。「アリババと40人の盗賊」と「シナの五人兄弟」を合わせたような話。三吉は「村人、その5」。


  学芸会は楽しいな。僕も子どもの頃、結構好きだった。結構だなんて嘘をいっちゃいけない。大好きだった。クラブは演劇部だった。運動会の恨みを晴らすようにがんばった。

  身体が大きかったので「よだかの星」の鷹さんなんかをやったね。っていうか、身体の大きい子の宿命で大人の役をあてがわれちゃうのさ。

  教会学校のページェント(聖誕劇)では東方の三賢人の役がお気に入りだった。セリフが多くて動きがあるから。父・ヨゼフの役はひざまずいて祈っているだけで退屈なんだもの。今だったら「勧進帳義経なみの難役」とか言っちゃうんだけどね。