ワインと音楽の夕べ

banka-an2004-11-18


今日は仕事が終わった後、あわてて?帰国?した(帰国とは国立に帰ること)。

今日はボジョレー・ヌーボー解禁日。国立駅前「せきやホール」にて「ワインと音楽の夕べ」である。生演奏を聞きながら、ボジョレー・ヌーボーを楽しむというパーティーだ。

この「せきや」さんは東京多摩地区を代表する酒屋さんでキャットフィッシュ(=エソラ)のマスオさんの実家である。

現地にて、マスオさん、嵐山光三郎氏と待ち合わせ。元「週刊現代」編集長・元木さん、嵐山氏の高校の同級生で、国立の商業の台風の目「サトウ」社長の佐藤収一さん、某・超有名一部上場食品会社重役の並木さんとおなじテーブル。入口で「せきや」イベントプロデューサーの鉢久保さんにご挨拶。

広いホールは満員だ。さすがせきやさん。

去年のボジョレーも100年に一度と騒がれたが、今年もなかなか。サワヤカな飲み口だ。口に含んだ瞬間、口の中にフルーティーな甘みが広がる。つい飲みすぎてしまう。

音楽は、「エーデルワイスカペレ」によるもので、アルプス音楽。ボジョレーとは関係もないが、ご陽気でいいね。ワクワクしてくる。あのアルプホルン(アルペンホルン)ていうのはすごいね。まるでマンモスの鼻か滑り台みたいなボリューム感。3.4メートルもあるそうだ。

「クーグロッケン」っていうのも面白い。なんかサッカー選手みたいな名前なんだけど、つまりはカウベル。テーブルの上に大小10数個のカウベルが載っていて、それを鳴らしてメロディーを奏でるのだ。

よく結婚式で新婦の友達のOLさんたちがハンドベルを演奏するでしょ。あれを1人でやると思っていただければ間違いない。ただし、かなりのハイテンポ。目にもとまらぬ熟練の技だ。


途中、メンバーから「アルプホルン、吹いてみたい方はいらっしゃいませんか」と声がかかる

こういうシチュエーションだとつい手を上げてしまう。かくしてアルプホルン初体験となった。

難しいなあ。小柄な女性が「プォー」と鳴らす中、僕は「すぅ」としか鳴らない。頭を掻き掻き席に戻ると、皆さんから、

「ナイス!! あれで吹けちゃ洒落にならない。盛り上がったよ」

と声がかかる。いえ、ホントに吹けなかったんです。でも僕の巨体と、鳴らないと言うギャップは結構ウケたかも(涙目)。

ほろ酔いのところで力いっぱい吹いたから脳が酸欠になったか、一気にアルコールが回る。

そのあとエンディングでの、何人もがジェンカのように前の人の肩に掴まり、連なって練り歩くダンスにも参加したので、より回る回るよメリーゴーラウンド状態。


パーティーは約2時間で終了。なんか火がついてしまって、ロージナ茶房に河岸を替えて仕切りなおし。地元の油断でちょっと飲みすぎてしまった。明日起きられるかなぁ。

ああ、面白かった。