ドラえもんの声優さん交代

アニメ「ドラえもん」の声優さんが総入替えになるそうな。

名残惜しいが、まあやむをえないだろうな。ジャイアン役のたてかべ和也さんの70歳を筆頭に、みなもう老境に入った。


職場でも若い衆たちはこの話題で持ちきりである。「ショックだー」と。まあ、見て育って大人になった人たちが一番ショックなんだろうな。僕あたりの年代は大人になってから放送が始まっているのでさほど衝撃は受けない。

肝心なのは子供たちなんだけど、案外クールかつドライに受け止めてすぐ慣れると思う。子供ってのは薄情なものだからね。

それに、オバQだって鬼太郎だってシリーズごとに声優さんは代わっている。初代オバQ曽我町子さんに至ってはうちの近くでアンティーク店を開いているぞ。関係ないけど。

なにはともあれ、元気なうちにチェンジというのはいいことだ、と考えたい。

ルパン3世のクリカン起用も、「男はつらいよ」を原一平で継続するようじゃないかと、数年間は「?」だった。似ていればいいってもんじゃないってね(でも近年はとみに巧くなって「モノマネ」から「役者」になって来たような気もする。もうOK)。

新「ドラえもん」の声も、楽しみだな。


ところで友人のトニー・セイント(仮名・日本人・40歳くらい)は声優の永井一郎サザエさんの波平)と友達なのが自慢だ。時々、職場に電話がかかってくる。

いちどでいいから「バカモン!!」と言われてみたいんだけど、優しい永井さんは声を荒げることなどないそうである。