おんな組いのち

「“おんな組いのち”旗上げ興行」に行ってきた。新宿の紀伊国屋ホールにて。


「おんな組いのち」は暴力社会・暴力国家にNO! を言い続ける人々のための互助会、という位置づけの団体だ。朴慶南中山千夏辛淑玉の3氏を中心に、永六輔さんの肝煎りで結成された。


僕は朴慶南さんのファンで全著作を持っている。「おんな組いのち」についてもキョンナムさんのサイトで知って共感していたので、いずれにせよ行ったのだと思うのだけど、もう一つそれを補強する動機が現れた。


今日のゲストである。それは「大江戸小粋組」。女流の寄席芸人さんによる木遣のユニットだ。わが(「わが」ってことはないやね)江戸家まねき猫さんも参画し、事務局を担当している。


今日の興行は歌ありトークありコントあり、講談ありの楽しいものだった。
出演は発起人の三氏に加えて、小室等、李政美、ピーコ、太田スセリ、神田香織の皆さん。

小室さんの歌を初めて生で聞いた。当たり前だけどテレビやレコードの数倍良くて感激。


さて、「大江戸小粋組」。カッコよかったなー。遠くから木遣が聞こえて、その声の方を振り向くと客席の出入り口。長身の小円歌姐さんを先頭に、面々が木遣を歌い上げながら場内に入り、練り歩く。


赤いステテコに黒い着物もイカしている。今やってる「浅田飴」のCM知ってる? あのいでたちです。まねき猫さんの着物の紋は「猫」だった。手にもった提灯にも「まねき猫」の文字。


下手側からステージに上がり、上手に去る。木遣がなんとも耳に気持ちいい。つい首をグルングルンと振ってしまう。カッコよくて泣きそう。



休憩時間に楽屋にまねき猫さんを訪ねる。前もって連絡してあったので楽屋口で待っていてくれて、ハワイのお土産をいただいた(まねき猫さんは重度のハワイフリークとして知られている)。


すぐ傍に永六輔さんがおられて、「え? 君たち、友達だったの?」とおっしゃる。


12月3日にお会いしたときに申し上げたはずだったのだが・・・・・。


そのあと楽屋にキョンナムを訪ねた。


楽屋口におられた劇場の人に案内を乞うた。長身の女性。あ、しまった、劇場職員の人じゃなくて出演者の太田スセリさんだった。


楽屋に案内されてキョンナムさんを探したのだけど見つからない。


一緒に走り回って探してくれた親切なおじさんがいてお礼をいいつつお顔をみたら、伝説の名編集者・矢崎泰久さんだった。


キョンナムさんにはロビーで、久し振りでお会いできた。


すべてのプログラムが終わり立ち上がると、遠くでこちらに手を振っている人がいる。


イラストレーターの田村セツコさんだった。近づいて先日の個展の感想など述べようと思ったが人波に流されて、言葉を交わさぬまま離れ離れになってしまった。


いやぁ、それにしても木遣はいいわ。こんなに感動するとは思わなかった。ここで名乗りを上げても仕方がないかもしれないが、「大江戸小粋組」サポーターZ号に名乗りを上げておこう。