柳につばめ

GWである。別に旅行など行きはしない。これは例年のこと。負け惜しみ半分で言えば、この季節は国立が最も美しいシーズンなのだ。なにも他所になど行く必要はない。国立は桜の名所としても知られているが、どうしてどうして新緑もいいよ。

大学通りに気に入っている木がある。大きな柳。毎年この季節、すごく優美なのだ。残念ながら老木で、現在療養中だという。

今日、見に行ったら、支柱こそ立てられているものの相変わらずきれいでしばし見とれて、車に轢かれそうになった。

そして、柳と言えば燕である。
霧島昇の昔から決まっている。

この季節、国立駅には燕が営巣する。ピーピーと姦しくも愛らしい。柳を見たあと、駅まで見に行ったら、いるいる。駅舎の庇の裏に営巣し、飛び回っている。僕は佐々木小次郎ではないので飛んでいる燕をデジカメで捉えることは出来ない(フィルムカメラでならなんとか。うそ)。だから庇の裏にとまったところを撮影した。なんか、春だなぁという実感。


つまり、柳を見て燕を見て胸の振子が鳴った、というお話である。

☆★☆★☆★ 蕃ちゃんの一口メモ ☆★☆★☆★
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