造花の判決

なんにもしていない。

GWについた悪い癖で何もしてなくても平気なのである。風邪は治った。

本も読んでない。ここ数ヶ月、老眼が進み細かい文字の本が読めない。

夜は出かけた。公民館で催された「造花の判決」の上映会。狭山事件の虚妄を突いた29年前の映画だ。狭山事件については こちらをご参照ください。30年経っても40年経っても問題は何一つ解決していない。

何度か見ている映画だが、美術が木村威夫なのは初めて気づいた。畏友・山田勇男監督の最新作『蒸発旅日記(つげ義春原作)』木村威夫だった。

外出先から行くツレとは会場で待ち合わせ。帰りは一緒に歩いて帰る。

うちに帰ると何故かガレージのゲートが開いている。そしてツレの自転車がなくなっている。ここでツレは公民館に自転車で行ったことを思い出す。ツレ一人でヘコみつつ歩きで公民館まで取りに行くことに。

「遠くて歩きだと大変だから俺の自転車乗ってく?」

と言ってから間違いに気づく。ツレ、タチの悪い冗談と思って黙殺す