ご近所の底力

帰ってきてテレビをつけたらNHKで「ご近所の底力」をやっていた。

地域社会で困っていることを住民が一致団結して、他の先進地域の実例に学びながら解決していくと言う情報バラエティ(?)だ。背広以外は何を着ても似合わない堀尾アナが司会をしている。

今日の問題は「桜の保全」。脆弱なソメイヨシノをどう長らえるかという課題だ。

一番目の先進地域はなんとわが町国立だった。?国立の佐々木のじいさん?のような存在の大谷さんが世話人をつとめる?くにたち桜守?の活動が紹介されていた。?ふつうのOL?こと(古いね)、松居直美が大谷さんにその秘訣をインタビュー。

スタジオに集まっている、その?困っている地域?の人たちからも大きな支持を集めていた。特に「みんなを巻き込むシステム」が大きく評価されていたと思う。


実は僕もちょっと関わったことがある。腰が悪いので重労働は出来ないのだけど、ムラサキハナナの種採りをした。

桜を最も痛めるのが根元の土を踏み固めることであるのはご存知の通り。だから人が踏まないようにすればいい。そこで桜と同じ時期に花が咲くムラサキハナナの種を植えるの。そうすると流石にお花畑に踏み入る人はいないので桜が助かる。しかもハナナは枯れたあとは肥やしになる、というお得な話なのだ。

枯れる前には当然、種をつけるのでサヤエンドウみたいなそれを採取するのだ。莢が生えている方向の逆に扱くと、初心のものでも簡単に採れる。それをまた来年蒔くという寸法。

って妙に熱く語ってる、ワシ?