中村誠一&伊東忍 in 吉祥寺 サムタイム

今日は吉祥寺のジャズライブの老舗「サムタイム」に行ってきた。

サックスの中村誠一さん、ギターの伊東忍さんのお二人からお知らせをいただいていた。

お二人の友人である作家の嵐山光三郎氏と現地で待ち合わせ、それと義太夫三味線の鶴澤寛也師匠、経営コンサルタントの朝倉潤さんと。

店に入ると寛也さんは既に来ていて中村さんと談笑中。黒のチャイナが妖艶。あ、寛也さんね。中村さんじゃないよ。中村さんに新しく購入したというソプラノサックスを見せてもらう。1メートル未満の至近距離でワン・フレーズ。痺れる。

サックスも古い楽器のほうがいい音が出るのでビンテージが値上がりしていると言う。投資としてもいいよ、などと(冗談だが)勧められる。一方の太棹三味線は一種の消耗品で、古くなると磨り減ってダメなんだそうだ。そのヘンが同じ弦楽器でもヴァイオリンなどと違うんだな。

ほどなく嵐山先生、来店。某大手出版社の新書編集長氏と一緒。お二人と僕、寛也の4人で半地下の「楽屋シート」に移動。演奏者の頭しか見えないが音はよく聴こえる。

今宵の中村誠一クァルテットのメンバーは中村誠一(sax)、伊東忍(g)、西川直人(org)、紺野智之(ds)。 オルガンの西川さんは東大出の変り種。まあ、津田塾の数学出の義太夫三味線も十分変り種だが。

中村さんの歌うようなサックス、伊東さんの口説くようなギターがいい。

あ、そうだ、伊東さんのホームページ、メチャカッコイイ。映画みたい。

途中から朝倉潤さんも「楽屋シート」に合流。休憩時間には中村さん伊東さんも交えてワインを飲んだり写真を撮ったりしてガヤガヤワイワイ楽しんだ。

あっという間に最終セットまで終了。深夜だというのに賑わう吉祥寺で散開した。