読み損ねていた昨日の毎日新聞夕刊を読んでいたら、1面に辰巳ヨシヒロさんの記事が乗っていた。当然、先日の「劇画誕生50周年を祝う会」にも触れている。そういえば毎日の記者さん来てたなぁ。
記事には「4月に行われた“劇画誕生50周年を祝う会”には漫画家や研究者ら80人が集まった」とある。
僕は漫画家でもないし、かといって研究者でもない。だから「漫画家や研究者ら」の「ら」だな。それか「や」。「や」か「ら」。「輩」、または「族」
好意的ないい記事だったが、玉山鉄二似の素敵な司会者に触れられていないのが唯一悔やまれる。
そして本日発売の「週刊朝日」。左3分の1の「いいちこ」の広告が載っている。酒をモチーフにしたカッコイイコラムがいつも楽しみな広告だ。
今回のコラムは特に店名は書かれていないが、すでに閉店した酒場のオヤジさんのその後について書かれている。しみじみとしたすごくいいコラムだ。
今は無き谷保の名店「文蔵」について書かれていることは、見る人が見ればすぐわかる。言うまでも無いが、山口瞳先生の名作『居酒屋兆治』のモデルだ。
自慢するようで悪いが、僕も「わかる見る人」だ。ちょっと読んだだけでわかった。ああ、文蔵のことだ、と。
なぁんてね。わかるわけないじゃないですか、僕に。実はこの連載コラムを書いているのが、国立在住で、よくキャットフィッシュで一緒になるコピーライター・Uさんなのをたまたま知っていたからわかっただけでありますよ。
それはともかく、山口ファンには必見の広告なので、ご覧になってくださいね。>山口瞳の会のみなさま。