「美代子阿佐ヶ谷気分」を見に行った。

仕事帰り、渋谷のイメージ・フォーラムに「美代子阿佐ヶ谷気分」を見に行った。

イメージフォーラムの外観がカッコイイので写真に撮ろうと携帯電話を構えたら、ちょうどいい場所に人が立ってタバコを吸っている。その人がいなくなったら撮ろうと思ったのだけどなかなかいなくならない。

いなくならないはずで、坪田義史監督だった。ちょっと立ち話。マチネ興行は来週一杯だけど、8日からレイトショーで2週間で、そのあとは全国行脚。大阪、京都、仙台、那覇、名古屋が決っているそうである。順調じゃないですか!


劇場からは前の回の観客たちが吐き出されてくる。その中に見覚えのある長身、長髪、口ひげ、メガネの人物。エッセイストの岡崎武志さんだった。


「面白かったよー。でも君が出ているのはわからなかったなー」



僕が見た最終上映回には特別イベントがあった。楽曲を提供している工藤冬里さん率いる「Maher Shalal Hash Baz」のライブ演奏。不協和音がこんなにも人の心を癒す、震わすとは・・・。聞けば、国立から始まったバンドだそうである。知らなかった。


映画の感想は、試写会の日のブログに詳細に書いたのでここでは繰り返さない。でも新たな発見は随所にあって、今回のほうが感動は大きかったかもしれない。自分が二十代前半だった頃のあんなことやこんなことを思い出してしまった。何を思い出したかは書かない。


いい映画です。R15指定です。映画のイメージについてはトレーラーをご覧いただくのが一番いいかな。


僕の出演シーンだが、2秒とか1.5秒とか書いてきたけど、本当は10秒くらいはある。セリフは無いけど、空々しく演技している。セリフは無いけど。


岡崎さんが僕がどこに出ていたかわからなかったとおっしゃるのも当然だ。変装してたから。髪を真ん中で分けてオールバックにして、黒ブチのメガネをかけている。自分でもちょっとわからないくらい。

でも出ているんですよ。プログラムにもちゃんと名前が載っています。


セリフのある石川淳志カントクの下です。



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