すごい読み手!!

そういうわけで調子が悪い。心が弱っている。こういう時は褒めてもらうのがいちばんいい。


このブログで塩見鮮一郎著『古井戸の骸骨』の感想を書いたのを、覚えておられる読者様はあるだろうか(その後、書評のメルマガにも書いた)。


古井戸の骸骨

とても面白い作品だったので激賞した覚えがある。


それがなんと塩見氏のお目に留まったという話である。塩見氏のホームページには氏の著作への書評を集めたページがあるのだが、毎日新聞東京新聞図書新聞と並んで、この蕃茄庵日録が全文紹介されているのだ。


僕は同作品について、中井英夫の『虚無への供物』との類似性を指摘したのだが、それについて塩見氏は次のように述べている。


すごい読み手、初めて中井の名が出た。わたしの目指したのは『虚無へ供物』だけでした。わかるものですねえ。


詳しくはこちら


へ、へ、へ、凄い読み手ですよ、あーた。


と、いい気になったのだが、あることに気がついて愕然とした。リンク先を見てもらえばわかるけど、『虚無への供物』を『闇への供物』と誤記してやがんの、おれ。あー恥ずかしい。塩見先生、訂正なしにそのままコピペしておられるし・・・。


でも褒めてもらって嬉しい。発見を著者に認めてもらって嬉しい。ちょっと元気が出てきた。パソコンの調子は相変らず悪いけど。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ご意見、ご希望は下の「コメントを書く」欄へ。内密な話はメール