三波春夫さんのこと

浪速の浪 2010/03/02 00:09
知ってる、知ってる、俵星玄蕃! この曲のカラオケってロングバージョンとショートバージョンがあって、間違ってロングバージョンいれると「時は元禄15年〜」ていうセリフも全部あって、長くて長くてまわりの顰蹙買うこと必定なんだよね。でもロングバージョンじゃないと「おいっ!蕎麦屋!」は出てこないからなぁ...


こういっては何だが、なんて迷惑なカラオケなんだ。だけど、ぼくはこれを披露宴で披露した人を見たことがあるぞ、しかもアカペラで!!


それはともかく三波春夫である。

今はもちろん大好きである。NHK教育テレビの「人間大学・私のこだわり人物伝〜三波春夫〜(講師・森村誠一)」もテキストを買って皆勤で受講した。


祖母が大ファンでよくレコードを聞いていた。レコードジャケットを見ては「いい男だねぇ」と感心していた。もっとも晩年は「三波春夫もいいけどちょっと年とった。今は杉良太郎のほうがいい」と言っていた。

もし、今の世に祖母が生きていたら・・・・明治35年生まれが生きているわけは無いのだが、もし生きていたら氷川きよしあたりに夢中になっていたかもしれない。


祖母の死後、そのレコードの山は僕が相続した。今は無い。なにか芝居の素材にするという話だったような気がするが、友人の浅沼一彦(演出家。カタギじゃないから実名)に貸したままだ。27年間くらい。もっとも僕も井上堯之バンドのレコードを30年くらい借りたままなので文句は言えないが・・・。もし、これを見ていたら連絡くれ。井上と三波、再交換しよう。


ところで、ニッパチという言葉がある。カメラの広角レンズのことではない。2月と8月のことである。この月は暑すぎるし寒すぎるので興行が振るわない。歌舞伎座も客が来ないので歌舞伎がかからない。

そんな8月の歌舞伎座をリサイタルで一ヶ月間満員にするという偉業を10数年連続で成し遂げたのが三波春夫である。

とにかく凄い人なのである。


この項、明日に続く。


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