「神楽坂の師匠」余録

昨日書き忘れたこと。

鶴澤寛也さんの稽古場開きの宴会の家飲みの件。寛也さんの手料理、鶏肉と大根の炊き合せやサラダ、ミニ玄米おむすびなどそれぞれに美味しかったのだが、書き忘れたことがあった


ケータリングをとったのだ。それを忘れてた。近所の四川料理「梅香(めいしゃん)」の海老ソバ、麻婆豆腐、蟹チャーハン。これが美味しかったんだよねー。

味はしっかりとコクがあるんだけど、辛過ぎないアッサリ系の垢抜けた味。塩も強すぎず、いろいろ数値が気になる僕なども安心して食べられる。あと、つけあわせのザーサイの美味しかったこと。

美人姉妹がやっている店で、銀座は交詢ビルの名店「趙楊」(趙紫陽ではない)趙紫陽で修業した本格だそうな。つまり銀座の味が神楽坂値段で楽しめるということだ。念のため言っておくと、神楽坂は(料亭以外は)庶民価格の街である。


他のメニューも食べてみたいな。こんど行ってみよう。


それから寛也さんの部屋にはいくつか目を引くものがあった。

ひとつが歌舞伎の「義経千本桜」の「狐忠信」の役者絵の額。明治時代の石版画で坂崎さんからのプレゼントである。額のマットが僕からのプレゼントである。個人リサイタル「はなやぐらの会」の旗揚げのときだったかな。


そして、小さなソファ。どのくらい小さいかと言うと、リカちゃんかバービーちゃんが座るとちょうどいいくらい。いや、もうちょっと大きいか。G.I.ジョーくらい。

これは「人間椅子」である。人間椅子と言ってもイカテンでデビューした文芸ロックバンドではない。江戸川乱歩の名作だ。

それを人形を使った紙芝居にしてヒロインを寛也さんが演じたときの記念品。詳しくは下の画像をクリック。妖かしの紙芝居が始まります。必見。できれば妖かしのBGMをかけてご覧になるとより楽しめる。


紙芝居「人間椅子」


ソファは最後のほうで乱歩先生が入っていたものであります。






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