さらにはドクター・スミス

昨日、宇宙飛行士のGIジョーで顰蹙を買った、みうらじゅん師のエピソードを書いた。僕も似たようなことがあった。


ひとつは首が落ちるヒゲのGIジョーの件。

もうひとつは・・・・。やはりこちらも宇宙飛行の話なのである。


小学生のときの秋祭りのことだ。夜店でゲットしたのだ、人形を。買ったのかな、それともクジかなぁ。買うわけ無いからクジだな。大人気テレビシリーズ「宇宙家族ロビンソン」の人形、今で言うフィギュアを手に入れたのだ。

でもかっこよく颯爽としたロビンソン・ファミリーのものではなかった。

小悪党のドクター・スミスの人形だった。セコイ悪役でトラブル・メーカー。こいつのおかげで一家はたびたび危機に陥る。言って見れば「ゲゲゲの鬼太郎」における、ねずみ男のような存在。

今でこそそれが最高のキャラクターだってわかるけど(声は熊倉一雄だし)、当時は子どもだもん。カッコイイほうがいいよ。僕も友達も。

だから、ドクター・スミスを「GIジョー遊び」に参戦させたんだけど、歓迎されなかったなぁ。バキューン、ドキューン、ドッカーン、ってやっているところに変なスーツを来たしょぼい爺さんをだしても浮いちゃうもんね。


でも、さっき調べたら、ドクター・スミスは軍医大佐だそうな。

ああ、あの時そうとわかっていたら、やつら(GIジョー仲間たち)に上官風を吹かせたのになぁ。惜しい!! もう40年前の事だけど。




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