夏の浪速の芸尽くし(7) 国立国際美術館「 横尾忠則全ポスター」

〔8月7日の日記 その3〕

つまり、「家族と梅田の地下街で待ち合わせてオムライスを食った」ということだけなんだけど、僕が書くとかくも長くなってしまう。不思議だ。


で、家族が揃ったのもここまでで、ここでまた解散する。僕と長女・花子(仮名・17歳)は「国立国際美術館」へ。ツレと次男・三吉(仮名・13歳)は梅田のシネコンで「アリエッティ(「南くんの恋人」とどう違うんだ)」。


国立国際美術館」は梅田からタクシーで5分の「中之島」にある。クールファイブの「中の島ブルース」の2コーラス目でおなじみの土地である。



開催中のイベントは「横尾忠則全ポスター」。高校時代に手がけた地元の商店街のポスターから最新作まで、800余点が展示されている。

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横尾忠則展


現在、横尾忠則氏は花子にとって「神!!」の一人。これを見たくて大阪まで来たようなものだ。なにしろ、前日の夕刻に合宿から帰ったばっかりなのだ。いつもの花子だったら「疲れてるからパス」のはず。それが横尾氏に惹かれて東海道を登ってきた。


いやはや凄い見ごたえ。花子は純粋にデザインを楽しみ、僕はそのポスターが描かれた時代背景をも楽しんだ。一点一点じっくりと見てそれが800余点。

ミュージアムショップで図録をねだられるが、12,000円。うーーーん、ちょっと買えない。ポケットサイズのミニ画集を買った。


カフェでいったん休憩を取った後、同時開催の「束芋 断面の世代」展。この春、横浜美術館で開催され話題となった。



これも見たかった展覧会。新聞小説「惡人」の挿絵でも話題の気鋭のアーティストによる映像インスタレーションは、やはり大画面で見たかったのだ。ユーチューブじゃなくね。

すごいなぁ、見ていると平衡感覚がおかしくなってくるよ。

ところでこの束芋さん。本名は田畑さんという。いつも一緒に行動しているお姉さんがいて「タバタのイモート」で「タバイモ」になったと言う。なるほど。


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