梗塞日記〈3〉アンプラグドな夜


ウッチャン先輩
バソコンのメールは当分使えません。ご迷惑をおかけします。



小魚ちゃんにも叱られてしまったが、なるほどみなさんにおうえんしていだいているのに「黄泉の国」とは不見識だったね。反省。三途の川も重量制限で渡航不能でしょう(五島空港での実体験)。


夕方、アンプラグドの女王・義太夫三味線の鶴澤寛也師匠来臨。「▽ちゃん▲ちゃん」と本名で呼びあう師匠とツレのふたりの話のはずむこと。話題は主に僕の不行跡について。


夜の診察のあと、鼻の栄養をチューブに続いてすべての点滴をはずした。はれてアンプラグドの男となった。



これで夜中にこわれたマリオネットのようなポーズでめざめることもなくなった。