歴史散歩の日々(本当か)。今回は近代史。
多摩川を関戸橋で南に渡る。河原は一面の枯野。昨日、ちょっと下流の稲城市の河川敷で7万平米を焼く火事があったらしい。今朝の東京新聞に載っていた。
対岸の多摩丘陵にその「近代史スポット」はある。
橋を渡ってすぐ、気になる建物を発見。
生憎、米沢さんはいなかった(『相棒』の見過ぎ)。もっとも鑑定してもらうものもないし。
「はい、なんなりと」の渋い低音を聞きたかったのに残念(『相棒』の見過ぎ)。
新大栗橋をいつもと逆の左に(右に行くと聖蹟桜ヶ丘駅)。川崎街道を川崎方向へ。
長い坂道を登る。多摩丘陵だ。国立一中の歌詞にいう「多摩の横山」だ。横山と言っても光輝ではない。ましてや、まさみちではない。
長〜い、連光寺坂を上りきったあたりが都立桜ヶ丘公園。
給水塔にシンボルマークの桜のモチーフ。でも桜というより「地下足袋の足跡」に見える。
これこそ米沢さんに鑑定してもらわないと(『相棒』の見過ぎ)。
ようやく目的地の近代史スポットに近づいた。
案内地図看板があった。凝視して頭に叩き込む。
見回すと枯野の遊歩道があった。登れるかなあ?ほとんどハイキングコースだぜ。
登れた。登れたけど道を間違えた。延々と上りの遊歩道が続いていく。地図を「頭に叩き込む」と言っても、自分がどこの病気で入院しているのかを忘れてはいかんね。
道半ばにして、足はすでによれよれ。
展望台に出た。
「ゆうひ丘」との案内板。「ゆうひヶ丘」じゃないので総理大臣はいなかった。
眺めは素晴らしい。多摩全域が一望できる。病院はあの辺りか。
絶景に足の疲れをしばし忘れた。<こしおれ>
往路にて足縺れけり枯野道