探梅は懐中に在り。

以前にも書いたが、中河原、分倍河原周辺は分梅町という町名があるくらいで梅の名所である。



で、今日も「探梅」。早咲きの梅を求めて野山を歩くことで、冬の季語である。


中河原駅近く、「住吉銀座」商店街からちょっと入ったお宅の庭先に早咲きの紅梅を見つけたのは二週間ほど前。





また先日、聖蹟桜ヶ丘の帰りには多摩川べりの「NEC技術センター」の隣の小さな公園でも早咲きの紅梅を見つけた。



公園の名前に驚き。


府中市の木・市の花・市民愛の木サンプル園」


長っ!!「寿限無」みたい。命名についてはいろいろあったんだろうな、いきさつが。


紅梅ばかりで白梅がみつからない、と思っていたら、近くで発見。


わが「月月火水木金金病院(仮名)」のお向かいの「なかよし幼稚園(仮名)」さんのお庭。今日から可愛い花がポッチリ開いたのですかさず撮影。



嗚呼、今日が日曜日でよかった。園児さんのいる平日に覗きこんで撮影してたら、確実に通報されてるな、わし。



なんて探梅の日々を過ごしていたら灯台もと暗し。とっくのとうに手に入れていた。


昨年のうちに、業界の大先輩で「本郷の綾小路きみまろ」と異名をとる雪隠亭さん(仮名)からいただいていたのだ。


湯島天神の御守り。桐箱入りの病気平癒の祈祷済みのもの。


湯島と言えば白梅である。泉鏡花も言っている。


しかもこの御守り袋には紅梅も刺繍されている。



しかし、なぜ湯島天神か?


つまり、湯島天神は学問の神様。よって、頭が良くなる。さらには脳の病気にも効く。ということらしい。


なるほど。<こしおれ>

紅白も懐中に在り探梅行