連想二題「御守りと俳句」


御守りと言えば忘れてはいけない。

横浜の真言宗のお寺「甚行寺」さんの御守り。キャットフィッシュの忘年会の際にいただいた。


豪奢な錦織。京都の老舗、龍村美術織物の製品。



ご本尊様のポストカードとともにこちらをくださったのは旧知のYちゃん。甚行寺さんの若奥さんにしてデザイナー、編集者。



Yちゃんとは俳句仲間。僕はもう何年もさぼっているが、キャットフィッシュで開かれる「ほんやらなまず句会」で毎月ご一緒いただいていた。


ありがたいことである。



俳句と言えば書き忘れてはいけない。


このブログに最近、俳句を添えているのにお気づきだろうか。年末12月24日の

「賀状書く、こんな俺にも来年は来る」

を皮きりに始まったこの趣向。実は土肥あき子さんに勧められた。

「水温む鯨が海を選んだ日」

で知られる美貌の閨秀俳人である(最新刊『夜のぶらんこ』)。




「無理は禁物ですが“一日一句”などいかがですか?」


のメッセージをいただいた。なるほど頭の体操(リハビリ)によさそうです。


12月24日から始め、今日でちょうど1ヶ月たった。


駄句続きに土肥さんも苦笑しておられるだろうが、拙劣ながら病中吟がずいぶん積み重なってきた。


ありがたいことである。


せっかくなのだから、この趣向の「開始宣言」をしようとは思いつつ、始めてすぐに中断したらきまりがわるいので、発表を控えていた


でも開始して1ヶ月たったのでもうそろそろと。


でもこの先ずっと続けるのは僕の才能では無理。間もなく枯渇。期限を区切らねば。


幸い、退院の目処がついたので、退院までは続けることとしよう


ちょっと弱気だったかなあ。<こしおれ>

病中吟増えて嬉しく春を待つ