蕎麦を食い山吹訪ねる神楽坂

また久々の神楽坂。

乗り換えの中野駅でなかなか電車が来ないなあと思ったら、「竜巻注意報」で遅延とのこと。



「竜巻注意報」?このままオズの国に連れて行かれるのかしら、ってここはカンザスか!?


いずれにせよ「嵐を呼ぶ男」(誰が?)にふさわしい幕開きだ。


昼食は2月にご挨拶に行ったとき、嵐山光三郎先生に地図つきでお勧めいただいた「蕎楽亭」というお蕎麦屋さん。



毘沙門さんの向かって左脇の道を入って突き当たりを左に入ってさらに左に折れてすぐ。有名な料亭「加賀」(加賀まりこの実家と言う都市伝説があるがガセらしい)の近く。


石臼挽き手打ちの本格的な店ながら全然エラソーじゃなく、若い職人さんたちがキビキビと働いていて気持ちがいい。ノーガキを拝聴する心配もなさそう。


分厚い木のカウンター席でアナゴ天ざるを食べた。1,750円と、神楽坂にしてはお高め。でもてんぷらも蕎麦も美味しく、またボリュームも十分にあって満足。お店のキャパはカウンターとテーブル合わせて25席くらいかな。



先日の日録に書いた「職場近くの山吹咲き乱れるお宅」がこちら。



盛りの時期を逃しちゃったかなと心配しながら行ったが間に合った。今年も見事に満開。


蕎麦は美味いし山吹はきれいだし、「嵐なんて無いじゃん」と油断していたら、国立が強い雨降りだった。


「馬手に杖、弓手に傘」で歩いたら、駅と自宅の間の数分間でずぶぬれになってしまった。


もちろん傘は自分の。山吹のお宅に借りたのではない(しつこい)。<今日の三句>


蕎麦手繰り 山吹訪ぬ 神楽坂


春嵐 吹くか吹かぬか 坂の町


山吹の 家に憂いを 伝へけり


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