ゴールデンウィークの決算


記念すべき(かどうかわからないが)、アクセス「234,567」、いつの間にか通過したね。踏んだ方には前後賞含めて「神楽坂グッズ」か「国立グッズ」をプレゼントしますので、メールください。


そんなわけでというか、今更だがゴールデンウィークは終わった。その決算をしよう。昨日まで紹介したように、よく展覧会に行った。一応列挙してみよう。


・「シュルレアリスム展 」 (六本木・国立新美術館)

・「つげ忠男展」(南青山・ビリケンギャラリー)

・「特別展 写楽」(上野・東京国立博物館平成館)

・「江戸の人物画―姿の美、力、奇」(府中・府中市美術館)

・「画家 岸田劉生の軌跡 油彩画・装丁画・水彩画」(八王子夢美術館)

・「安西水丸和田誠  AD−LIB4 」(青山・SPACE Yui)

・「くにたち写真探検展」(国立・くにたち郷土文化館)

・「The・スクープ!〜一枚の写真が伝える力〜」(都立多摩図書館)

・「御料車ニッサンプリンスロイヤル特別展示」(立川・昭和天皇記念館)

・「嵐山光三郎企画・月光展」( 銀座・月光荘画室 Ⅱ )

・「レンブラント 光の探求/闇の誘惑」(上野・西洋美術館)

・「ベルナール・ビュフェのまなざし」(紀尾井町・ニューオータニ美術館)



われながらよく行った。しかし美術館巡りだけやっていたのではない。


身辺整理をしていたのだ。



きっかけはやはりこのたびの病気。


人間というものはいつ死ぬかわからない。そんなときに後に残る者の迷惑にならないように人生の決算を‥・・、なんてことは実は全然考えていない。なるようになる(頼む!!してくれ)。


つまりね、四ヵ月半の期間、入院しましてね。その時気がついたのですよ。身の回りの品物なんてロッカーひとつあれば十分ということ。それなのに退院して3ヶ月たった今、周りを見回してみると、なんとモノに囲まれて、モノがあふれる中で生活しているか。


最大の要素は本、やはり。


そこで一気に処分することにした。一度読んで再読する可能性の低いもの、未読だけど購入して長期間経っているもの(読む可能性は低い)本などをざっくりと積み上げた。若い頃、青春時代に読んで感動した本、影響を受けた本も例外ではない。


どのくらいあったろうか、4〜500冊くらいあったのかなあ(カウントしていないが)。まったく意味のない数字だが、定価ベースで50万円くらいあったりして(もちろんカウントしていないが)。


どうしたかというとゴミの日に出した。ゴミの日といっても5月3日ではない。うちのエリアは本などの再生資源は毎週水曜日だ。


古書店に売るという方法もあるのかもしれないが、車にも乗れず自転車にも乗れず荷物も持てない僕が古書店に持ち込むのは不可能だ。



次は本以外の品物の処分に移ろう。ポイントは「思い出の品」だな。思い出の品も処分。思い出は大切だけど思い出で十分、心の中にあればいい。品は不要。


画像は処分した本の山。消しきれない未練が写真をセピアカラーに変えた。俺もまだまだだな。





<今日の二句>


青嵐を セピアに変える わが未練



憂いなき 仕舞い支度や 五月闇


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ご意見、ご希望は下の「コメントを書く」欄へ。内密な話はメールで。