檸檬、そして材木屋の2階

長い時間、熱心に作品をご覧になり、ポストカードもお買い上げのお客様より質問。


「このBGMなんですか? 作品とすごくあってると思います」


よくぞ聞いてくれました。


いろいろ試してみて数日前にたどり着きました。


遊佐未森の10年前のアルバム「檸檬」。


懐メロのカバー集だ。

檸檬
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午後、珍しいお客様。青林工藝舎「アックス」の編集長・手塚能理子さん。わざわざありがとうございます。


先日の「ガロ」展のことを告解。手塚さんは「ガロ」最後の編集長だ(実質)。風のうわさに「ガロ展」のことも聞いたという。いやはやお恥ずかしい。


かれこれ20年のお付き合いになる。前職で大手取次店に勤めていた時、神保町担当になったのをいいことに、用も無いのに材木屋の2階の青林堂に始終出入りしていた。


はじめはずいぶんと警戒された、と思う。大手取次店の社員が零細出版社に手ぶらでくることはあまり無い。たいてい厄介なお土産を持ってくるものである。でも単なるミーハーファンとわかってからはずいぶん仲良くしてもらった。


いろいろあったが、さきの「ガロ」展でも僕は青林工藝舎の「アックス」を「ガロ」の正統の後嗣とする歴史観に立っている。そしていつかはお役に立ちますといったっきり何のお役にも立てぬまま大手取次店を退職してしまった。


手塚さんは相変わらず太古の女神のように優しかった。こんどこそお役に立てるようになりたいです。と思った。



林静一現代美人画展“読む”」


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