「ALWAYS 三丁目の夕日'64」

昨日のこと。


夜、テレビで「ALWAYS 三丁目の夕日'64」


1964年は僕が辛うじて物心がつき始めた時代。



「1」は劇場でみて「2」は北京行きの飛行機の中でみた。


途中から見始めてボンヤリとした既視感。上手に作られた街に風景にではない。堀北真希嬢が恋人となる青年医師と出会うシーンにだ。


彼の車がエンコして(最近言わないなあ、エンコ)、メカニックである堀北嬢がボンネットを開けて修理するんだけど・・・・。


その妙にがらんとしたエンジンルームに既視感。


無事直って走り出した車はトヨタのパブリカだった。



パブリカ。


わが家最初の車。1964年から71年頃まで乗った。


ドイツのフォルクスワーゲン(フォルクス=国民、ワーゲン=車)を意識して作られた大衆車。「パブリック」な「カー」でパブリカね。


中型車以上を得意とするトヨタの小型車の元祖。この系譜はスターレットヴィッツへとつながっている。


ちなみにわが家でその次に乗った、僕の最初の車である「コロナデラックス」は、荒戸源次郎初監督の怪作「ファザーファッカー」で大門正明が乗っていた(1975頃の長崎が舞台)。


それはともかくパブリカ。


そこから先は車ばかり見ていたので他がわからなくなってしまった。


少年読み物の落日が描かれていたが、僕自身、少年雑誌児童雑誌で冒険小説を読んだ経験ないものなあ。朝日ソノラマの単行本で加納一朗の少年ユーモアSFはよく読んだけどね(去年知ったんだけど、加納一朗って山田美妙の孫なんだってね。それと僕は子供のころ加納一朗加藤芳郎を混同していた。ちなみに加藤芳郎野口英世の孫である。うそ)。



今朝、そんな話をツレとしていたんだけどどうも様子がおかしい。どうも話がかみ合わない。


それは堀北真希嬢の恋人の青年医師のこと。さわやかな若者ですごくよかったんだけど・・・・。



森山未來助演男優賞を総なめしてたんだって。



僕はずっと柄本佑(たすく)かと思ってたよ。 



柄本明の長男。「ゲゲゲの女房」のテンテン専門のアシスタント。


そうか森山未來だったか。じゃ、爽やかな若者でも何の不思議もないや。


いや、明日の「必殺」で里見御大が芸歴57年にして初の悪役、というくらいだからいつもさえないアンチャンの柄本が二枚目を演じるのもありなのかなぁ、と。



そして今日。



強風の中を散歩。車をよけて端を歩きすぎて民家の車庫の雨どいに頭をぶつけて悶絶。




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