JPIC読書アドバイザーブラッシュアップ講座

今日は「JPIC読書アドバイザーブラッシュアップ講座」。


僕は読書は好きだがアドバイスは苦手。だが縁あってJPIC読書アドバイザーになった。


その縁とは下記の通り。今回のブラッシュアップ講座受講課題の「人と本が出会うために私がやっていること、やってみたいこと」をそのままコピー。


そもそもJPIC読書アドバイザー講座を受講したのは自分の病気がきっかけでした。大手取次T社の社員であった49歳のとき通勤駅で脳梗塞のため昏倒。生死の境を脱した後の苦しいリハビリの期間を支えてくれたのは本でした。それは少年時代に読んだ梶原一騎の劇画に始まり西城秀樹のエッセイ、夏目漱石正岡子規まで。本に命を救われたと思っています。その経験を伝えつつ多くの人の本との出会いの手伝いをしたくて受講しました。
 約一年前、活動を本格化すべく51歳で退職。半年の準備期間を経た昨夏、築半世紀の木造家屋を改装した「本」「読書」 をテーマにした画廊「ギャラリービブリオ」をオープンさせました。
 「ビブリオ」の名のとおり「本」周辺の企画を立て、プレオープン企画の岡崎武志氏の「一人古本市」を皮切りに、本を読む女性の姿の美しさに注目した林静一氏の個展「読む」で本オープン。
新聞、テレビでも多く報じられました。
(朝日新聞) http://book.asahi.com/booknews/update/2012090500018.html
(東京MXテレビ) http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=iOjDFmtGykg
 その後は地元芸術家の個展に加え、小説家のファンクラブ行事、絵本オンラインショップのリアルショップイベントなどが実施されました。
 年末に開催の「石塚公昭人形写真展『乱歩ふたたび』」も大きく話題にしていただきました。
(東京MXテレビ)http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=AO5234zg0ro
今後の予定としては、2月に作家・長野まゆみ氏の「耳猫冬市」展、3月にはマンガ家・エッセイスト・杉作J太郎氏の「現代美術デビュー!杉作J太郎個展 0号」を予定しています。
また「3.11以降の傷ついた子どもたちを絵本で励まそう」とのスロヴァキア在住の絵本作家・降矢奈々氏の呼びかけに参集した100余人の絵本作家の巡回展「手から手へ展」がヨーロッパ巡回を終え、3月の「安曇野ちひろ美術館」を皮切りに日本国内を巡回しますが、その実行委員の一人に名を連ね、それに呼応した企画展(降矢奈々絵本原画展など)も初夏以降に計画中です。
 メインの展示室のほかに8畳の和室も会議室として貸し出し、本に関連した教室等にお使いいただいており、中国語教室、絵本等を使った英語多読教室が始まり、今後は大人のための絵本のワークショップ等が計画中です。企画が企画を呼び、アイディアがアイディアを呼びます。今後もこの「ギャラリービブリオ」の施設をフル活用し、「本と人との出会い」をサポートしていきたいと思っています。


いつも言っていることだが、僕の話には誇張はあるが嘘はない。


久しぶりに乗った電車はちょいこみ。ありゃりゃと思ったらいかにも今時のワカモノが席を譲ってくれた。助かった。相模原光明学園サッカー部の金子君(大きなバッグに刺繍してあった)、ありがとう。次の駅でお年寄りが乗ってきたら、同校の小沼君と木津君も席を譲った。いい生徒さんがいるな。きっとしっかりした学校、しっかりしたサッカー部なのだろう。


会場は神楽坂の出版クラブ会館。入るなりびっくり。


ロビーラウンジで「いりやまさとし展」をやっていた。



淡い色調で描かれた動物たちがイキイキとしてかわいい。いかにもいりやまさんらしい作品。

おやすみ ラッテ

おやすみ ラッテ

マット装せずに厚みのある額の中に作品をすこし浮かせた額装。そうかこういうのも洒落てるなあ。


いりやまさんは中学の2年上の先輩。なんていうとお前の学校はなんなんだといわれそうだが本当だからしかたがない。2年上にいりやまさんがいて一年上に多和田葉子さんと二階堂黎人さん。同学年に藤島大ちゃん。一級下に降矢奈々さんがいる。


雲をつかむ話

雲をつかむ話

覇王の死 二階堂蘭子の帰還 (講談社ノベルス)

覇王の死 二階堂蘭子の帰還 (講談社ノベルス)

ラグビーの情景

ラグビーの情景

よろしくともだち (「おれたち、ともだち! 」絵本)

よろしくともだち (「おれたち、ともだち! 」絵本)


ちなみにいりやまさん同級生のお兄さんで、僕の姉の同級生。



午前は基調講演で、講師は旧知の永江朗氏。


広辞苑の中の掘り出し日本語

広辞苑の中の掘り出し日本語


昼食はサラリーマン時代によく行った立ち食いそばやさんへ。


いつのまにかリニューアルしていた。以前は吉野家みたいにU字型のカウンターがあって席につくと店員さんが来てくれたのだが、今日は顔を上げると別のお客さんがいた。一本カウンターになっていたか。


「月夜のばかし」というメニューがあった。何かと思ったら、そばにお揚げと揚げ玉と卵が入っている。高カロリー高脂質高コレステロール


曰く「月夜の晩に狸と狐に一杯食わされた」。メルヘンだなぁ、ポエムだなぁ(古い)。


午後は分科会で内沼晋太郎さんの講義。毎度おなじみ岡崎武志さんの分科会もあり面白さは保証つきなのだが、岡崎さんのお話はまた聞ける立場にあるので遠くから来られた皆さんに譲った。


本の未来をつくる仕事/仕事の未来をつくる本

本の未来をつくる仕事/仕事の未来をつくる本


初めて聞く内沼さんの話は実に示唆に富んだもので刺激的。僕はすごく参考になった。



ショックなこと一点。神楽坂銘菓「雪路」を買って帰ろうかと思ったら、五十鈴が定休日。


關敏 小品展〜秋〜 



がっかり。






・・・・・・・3月開講・・・・・・・

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・・・・・・・近日開催・・・・・・・


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