配役の妙


朝、「暴れん坊将軍」の再放送が出色の出来。


ゲストは清水アキラ。役は物真似上手なお笑い芸人(まんまですなあ)。


ある売れっ子芸者に惚れているのだが道化者の清水になんか鼻も引っ掛けない。芸者が惚れているのは山本譲二演じる「め組」の頭。



一計を案じた清水は「め組」の半纏を引っ掛けて芸者のもとを訪ねる。そして半纏は見えるが顔は見えない位置から呼ばわるのである。そう、得意の物真似を駆使し頭の声色で(山本譲二清水アキラのレパートリーだ)。


繰り返される逢瀬。通じ合う心と心。


しかし顔が見えないしことが不満な芸者に悪魔の囁きが。「火事が起きれば頭に会える・・・」。放火を決意する芸者。そして・・・。



結末は吉宗の粋な計らいでハッピーエンドがこのドラマの特徴。それにしても今回は「シラノ・ド・ベルジュラック」と「八百屋お七」をあわせたようなお話。



清水アキラという配役がよかったのだなあ。



と、そこへキャスティング情報。



今月、うちで個展を開いてくれる山田勇男監督の新作「シュトルム・ウント・ドランクッ」は大正アナキストの青春群像。


大正アナキストといえば大杉栄大杉栄といえば甘粕正彦


理不尽な殺人者である。殺人者であり後の満洲の妖怪。とんでもないヤツなんだけど、どこかセクシー。だから今でも人気があるのだろう。


ラストエンペラー」で坂本龍一が演じたのが有名だ。他に竹中直人中村獅童片岡鶴太郎等、当代の怪優が演じてきている。



今回の作品でもそれらに引けをとらない怪優が演じるという情報が入ってきた。言っちゃって良いのかなぁ。迷ったときは言っちゃえ。


 


そして文豪・林芙美子をさる高名な歌姫がが演じるという情報が入ってきた。言っちゃって良いのかなぁ。迷ったときは言っちゃえ。




興奮状態のまま額装準備すすまず。


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