暑い。こういう日はエアコンの効いた部屋で部屋でダラダラするに限る。
限るが、意を決して浅草へ。
浅草演芸ホールの夏の特別興行「吉例納涼 住吉踊り」。
超人気興行なので平日でも朝一番で行かないといい席が確保できないので、会場前から並ぶ。土日は当然、立ち見覚悟。
前座さんから聞けた。開演は10時半。
三遊亭円丈さん、鈴々舎馬風さんらベテランも健在。長老川柳川柳さんますます元気。美声の軍歌か演芸ホールに響いた。 ↓↓参考動画。
ああガーコンよ永遠なれ、と思ったらこんな動画をこしらえた人がいる。インフィニティ・ガーコン。
すずかぜにゃん子・金魚さんも相変わらず電波NGの強烈さ。 ↓↓参考動画。
もちろん仲良しの江戸家まねき猫さんもご出演。この夏興行にいくようになってずいぶんたつけど、年々出番が深くなっていくのがうれしい。つまり芸人としてのステータスがあがっているということ。
このクールの興行は落語協会の主催。だけどまねき猫さんはライバルの落語芸術協会の所属。相乗りの貴重な興行なのだ。
中入りに楽屋を訪ねた。「舞台の上からいらしているのわかりました」。
中入り後は三遊亭小円歌おねぇさんの流し目に悩殺された。 ↓↓参考動画。
そして大喜利はお待ちかね「吉例納涼 住吉踊り」。40人近い芸人による「寄席の踊り」の大集合。これには僕の考える江戸前のカッコよさがすべてつまっている。下の動画は約20年前のもの。座長の故・志ん朝師匠はじめ往年のメンバーによる貴重な資料。小円歌お姉さんをはじめとする今も現役のメンバーもいる。
今回は木遣り連から始まった。わがまねき猫さんもその中核メンバー。ほかに「かっぽれ」「伊勢音頭」「奴さん」など。
いやー面白かった。いろいろ思うに任せぬことはあるが、平日に浅草に来られることはありがたい。
って会社員時代から、毎年八月中旬に有休とって平日に来ていたんだけどね。
ああ、寄席はいいなあ。好きな噺家さんをひたすら追いかけるホール落語もいいけど、何が飛び出すかわからない寄席の方が僕にはあっている。
終演は4時半。6時間の演芸漬け。至福の一日。
・・・・・・・・夏休みを経て晩夏に開催・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・その次に開催・・・・・・・・・・・・・・
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