告知 堀口度子織物展 

 今年度の「日本民藝館展」奨励賞受賞作家、堀口度子(のりこ)さんの新作織物展。苧麻(ちょま)、尋麻(イラクサ)を八重山諸島に伝わる技法で織り上げた「上布」の着尺反物、帯、シルクのショール等を展示。


堀口度子 織物展


4月23日(木)〜4月28日(火)


11時〜18時30分(最終日17時まで)


入場無料



上布(じょうふ)=細い麻糸を平織りしてできる、ざらざらした張りのある上等な麻織物。縞や絣模様が多く、夏用和服に使われる。


八重山上布=苧麻糸で織りだす麻織物。琉球王朝時代、人頭税を払うために発達した。白地に焦げ茶色の絣を基調とし、近年は経糸にラミー 糸を使用する事も多くなっている。現在、後継者の確保が難しく特に手紡従事者が不足している。


苧麻(ちょま)=カラムシの別名。また,その茎の皮から取った繊維。精製したもので織った布は上布。


カラムシイラクサ科の多年草。原野に自生し,また畑で栽培する。高さ1メートル 以上に達する。葉は広卵形で,下面に白綿毛を密生する。七,八月頃,葉腋に円錐花序をつけて,黄白色の小花を多数密生する。茎の繊維を織物などに用いる。カラムシを原料とする上布の生産地として越後(越後上布小千谷縮布)や宮古宮古上布)、石垣(八重山上布)などがある。


着尺(きじゃく)=和服1枚を仕立てるのに必要な反物(たんもの)の長さと幅。大人の着物を1枚仕立てるための反物で、ふつう幅36センチ、長さ11.4メートル。


日本民藝館 =東京都目黒区にある、伝統的工芸品を主に収蔵展示する美術館。宗教哲学者、美術研究家で民芸運動の主唱者でもあった柳宗悦(やなぎむねよし 1889〜1961)[2]によって創設された。


年に一度開かれる「日本民藝館展」は伝統的な技術を継承して作られている手仕事の品と、民藝の美を指針とする個人作家の品を全国から公募・審査し、暮らしに役立つ工芸品の発展をはかるのが目的。


堀口さんの受賞作品「藍格子上布着尺」

日本民藝館展 ←クリックすると「日本民藝館」のサイト。



【関連イベント2点(ギャラリー内にて)】


子どもたちの糸つむぎ体験会 〜チャルカ、糸車を使って〜

4月26日(日) 12時〜16時
講師 堀口度子

料金 無料 事前申込み不要



仕立て実演ライブ
  &
 縁と時をつなぐ着物ものがたり


4月25日(土) 1回目 12:30〜 2回目 14:30〜 各回1時間程度

講師・実演  ツヅクキモノ (←クリック!) & 物語屋(←クリック!)

木戸銭 1,000円(事前申込み不要) 


静かに針を進めていくプロの仕立て屋さん、着物にまつわる物語の弾き語り。「着物」にはたくさんのストーリーが詰まっている…。





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和服で楽しむ「雑談茶会』。どなたでも。

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中川五郎が大いに語り大いに歌うシークレット・ライブ

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達人に習うハモニカ教室。次回は4月11日。


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