マムシさんに会った日

今日は中央線で上京、中野へ。



行き先は中野区中央の「千代の湯」さんへ。



TBSラジオの超・長寿番組「大沢悠里のゆうゆうワイド」内の超長寿コーナー「毒蝮三太夫のミュージックプレゼント」の生放送を見物、もとい見学に行ったのだ。



ビブリオの常連さんで銭湯マニアのHさんにお誘いいただいた、「定休日だよね」、と。


Hさんは全国の銭湯マニア800超が集うサイト「銭湯サポーター」上でその功績をたたえられて東京都浴場組合から表彰されるくらいの人なのでいろいろな情報が入ってくる。この番組は毎週水曜日は銭湯からの中継が定例で、今年を締めくくる今週は千代の湯さんなのだと。



他に予定もなかっではないのだが、それは行きたい。



僕は子どものころからの毒蝮ファンである。原体験がウルトラマンなのは僕ら世代の共通。


その後、「笑点」もずっと見ていた。ラジオもよく聞いている。ルート営業マン時代も2トントラックの助手席で聞いていたし、退職してからギャラリー開業までの準備期間中も壁紙を貼ったり電気の配線をしたりプレスリリースを書いたりしながらずっと聞いていた。谷保天満宮の節分の豆まきを見に行ったこともある。



それに千代の湯さんである。千代の湯のご主人に最初に会ったのは京王プラザホテルでの丸谷清人画伯のライブペインティング。丸山師と親しげに言葉を交わし熱心に観覧し盛んに写真を撮るこのジャン・ギャバン似の渋い人は誰だろうと思ったのがきっかけで名刺交換し、以来親しくさせていただいている。



ご主人は大の丸山清人画伯びいきで、当ビブリオで個展はもちろんのことその前に丸山師が参加した「うちわ市」も見に来てくださっている。



生放送は10時26分からなので10時10分までに集合とのこと。



千代の湯さんは駅から徒歩15分くらい。大久保通りからちょっと入ったところにある。もちろん大久保通りを行ってもいいのだけど一筋裏の小道がいい。暗渠だったり元が川だったりする遊歩道というのはいずこもどこか艶っぽい、ような気がする。





千代の湯さんは昔ながらの堂々たる佇まい。





今でこそトタン屋根だが昔は瓦屋根だったらしい名残は下駄箱(傘箱?)上に。




会場は男湯の脱衣場



背景画はもちろん丸山画伯作品で、伊豆波佐見。(写真提供Hさん。もちろんご主人の許可済み)。






ご主人もおられてご挨拶。2、3の情報交換。



ほどなくHさんはじめ観客が入り始めてにぎやかに。クルーの指示で前列に地元常連客が集められて本番も迫る。


壁を隔てた女湯の脱衣場からにぎやかな声。打ち合わせをするマムシさん。


時間ぴったりに仕切り戸を開けてマムシさん登場。「やぁやぁやぁ」と入り観客が拍手と声援で応えるのは全国共通。


お客をイジりお店をイジりつつその毒舌は「愛」と「尊敬」に満ちているので実に心地よい。緩急のつけ方もさすがの名人芸。


最後列にいた僕はイジられることもなかったがその他大勢で「今年はどんな年だったか」とマイクを向けられたので「最高でした」と答えた。



オフマイク後も約一時間のトークライブ。健康や長寿、福祉、家族、表現の自由不自由について熱く語られた。



このコーナー、なんと47年続いているという。長く続くには理由があるなあ。


帰り際、記念品が配られた。マムシさんの千社札 橘左近筆。




そして荒川強啓ティッシュ




千社札は来年の手帳の表紙に貼った。



マムシさんにあやかって長く続きますように、の願いをこめて。



ちなみにこの千社札寄席文字の太さ。


これは「隙間無くお客さんが入りますように」という縁起担ぎ。そんなわけで千代の湯さんのますますのご繁盛を祈りつつ来た時と同じ「艶っぽい小道」を歩いて帰った。






・・・数冊出てきて再び発売中・・・・・

嵐山光三郎南伸坊浅生ハルミン 奇跡の共演。俳画カレンダー
布つくし ←クリック!!

・・・・・・もうすぐ開催・・・・・・・

つげ忠男原画展「懐かしのメロディ 1969/2015」1/14〜26
布つくし ←クリック!!7


中川フォークジャンボリー  浅川マキの夜  2/5
關敏 小品展〜秋〜 ←クリック!!


・・・開講中・・・・・・・

關敏 小品展〜秋〜 ←クリック!!
中国語いとも簡単教室  

達人に習うハモニカ教室。

ハモニカ ←クリック!!


小学生から大人まで。今、話題の“フォニックス”で英会話を習得。きらり ←クリック!!

「きらりキッズ」。

◎◎ ◎◎ ギャラリービブリオ公式サイト ◎◎ ◎◎

国立駅前。展示、ワークショップ、会議にご活用ください。

ギャラリービブリオ 
  ↑クリック!!

・・・・・・・・・・・・・・・

ご意見、ご希望は下の「コメントを書く」欄へ。内密な話やイベント申し込みはメールで。
      2267100