(昨日日記)
「ろくでもNIGHT」の当日。
準備は昨日のうちにすんでいる。
会議室のご利用はあるのでそちらの対応をしつつ、打ち上げの買い物(徒歩1分で西友がある幸せ)。
夕方になりゲストの北脇貴士さん到着。
会場でサウンドチェック、って言っても北脇さんはウチでやるのは2回目なのでノーマイクはすでにフィックス。取りあえずリハーサル。今日歌う曲で。僕一人で聴く。役得役得。これはウケるなあ。
「マワシ姿で歌ってもいいですか?」
いいですけど…。
「国立でそんなことやって顰蹙買いませんかねぇ」
買わないでしょう。それに顰蹙ぐらい買っていいですよ。
「それでは」
と着ていた浴衣をバッと脱ぐとマワシ姿。見事な身体。「ドラゴンへの道」の時のチャック・ノリスを思わせる。しかも頭に大銀杏のかつらをかぶるという念の入れよう。
…いいと思います。
丸山清人師の銭湯絵の前で記念撮影。雲竜型の土俵入り。
そしてもう一人のゲスト、蓮沼ラビィさんも到着。
同じようにサウンドチェック。でも北脇さんがノーマイクなら私もそうします、と。そしてリハーサル。今日歌う「夜の髪 〜白川和子に捧ぐ〜」をしっとりとなおかつ力強く。
一番後ろの席に座って拝聴。役得役得。
「中盤、ちょっと囁くように歌うんですけど聞こえましたか」
はい。大丈夫です。
「では今のうちに着替えてきてしまいますね」
よろしくお願いします。
続いて、主役の“ポルノの帝王”久保新二さんとMC・企画の石動三六さんと、「お笑い浅草21世紀」看板女優のしのはら実加さんが到着。久保さんと石動さんは「久保新二Tシャツ」。今回、受付をお願いしている実加さんはなんとセーラー服のコスプレ。おうちから着てくるとは。
揃ったところで打ち合わせ。
トーク → 映画 → 休憩 → トーク → ゲストコーナー → エンディング
という流れ。僕は、AV係。つまり映像と音響のオペレーター。久保さんと石動さんと軽くリハーサル。プロジェクター、アンプ(カラオケ機)、マイク、パソコン、DVD、CD、カセットテープ、と使うものが多いので混乱しそう。途中何度かプラグの抜き差しがあるし。
実加さんとは受付および会計の打ち合わせ。まあいつもの合笑組で僕と実加さんとでやっている通りだし、まあ衆目の一致するところだろうけど僕は実務家としての実加さんに全幅の信頼を置いている。できる人。女優にならずに会社員や公務員や実業家になっていてもかなりのセンまで行っていた思う。
そうこうするうちに開場時間。久保さんの大ファンで映画プロデューサーのZパンダ氏が入口で道案内に立ってくれている。
「この炎天下、大丈夫かなあ」
思うことは一緒。「倒れていないか」とかわるがわる様子を見に行く。
そのメンバーがすごい。セーラー服の実加さん、力士姿の北脇さん、コスプレはしてないけど「ヤ〇ザ」風の久保さん。
もちろん僕も様子を見に行った。ちなみに僕は今回の教材「女湯・女湯・女湯」の松浦康さんのコスプレ。印半纏を着た湯屋の「番頭」のスタイル。
つまり2016年7月30日の夕刻、ギャラリービブリオの門前には、パンダ、女子高生、ヤ〇ザ、力士、番頭が出たり入ったりしていたんだなあ。
女子高生
ご近所の衆はなんと思ったろうか。まあ、2ストロークのおやかましいバイクで朝から晩までお騒がせしていた40年前からあんまりお利口だとは思われてないだろうけどね。
そして開演。の前にステージに出てしゃべり始めてしまうのが久保流である。
石動さんとの名コンビによる「近況漫才」に続いては新曲の披露「人性激情」を熱唱。その熱と外気の暑さと人いきれで冷房が効ききらずに暑いのでタオルでねじり鉢巻き。
こうなると「ヤ〇ザ」というより「漁労長」。
続いて映像。テーマは既報のこちら。
データはこちら。
人情ドタバタ喜劇で、おかしくそしてちょっと切ない。
終映後は休憩。
休憩後は第2部。ちょっと押してるっぽい。
久保さんと石動さんのトーク。主に「女湯・女湯・女湯」について。活字にできない暴露話の連続。
続いてゲストコーナー。
まずは蓮沼ラビイさん。シックなブラックドレスで「夜の髪 〜白川和子に捧ぐ〜」をしっとりと歌っていただいた。
スクリーンの中の和子さんがまた再び脳裏によみがえってくる。場の空気にぴったりと合致した。お客さんの感動した空気が伝わってきた。
続いて北脇貴士さん。力士姿で歌うは「女湯の歌 オンナー・YOU“三つのお願い”」そして「プリーズ ミスター ポルノマン 〜久保新二かぞえ歌〜」。
自然に手拍子が起きる盛り上がりぶりだった。
続いて、来られなかったゲストのご紹介。「女湯・女湯・女湯」でキュートで純朴な銭湯従業員・チヨちゃんを演じた小島マリさん。
「20秒でわかる小島マリ@藤の湯のチヨちゃん」
残念ながら急病のため来られなくなった。
そこでお客さんのためのメッセージをいただいた。もともとは僕との雑談だったのだけど、それがあまりにいいお話だったので語り口調そのままにちょっと時系列だけ整理してそれをご本人に確認いただいた。
それはやはり女性に読んでいただいた方がいいでしょうと、しのはら実加さんに代読していただいた。
さすが女優さんで、ほぼ初見にもかかわらずとても素敵に読んでいただいた。情感を込めつつも爽やかに、臭くならずに。
それに感動した久保さんが声を詰まらすという場面もあった。同じ釜の飯を食った、青春時代を共に過ごした仲間を思う久保さんの温かさ優しさ。なぜ周りに人が集まるのかがよくわかった気がした。
そしてフィナーレで皆さんにご挨拶。
そしてお客様のお見送り。みなさんCDを買ったり、久保さんのフォトブックを買ったり記念写真を撮ったりと余韻を楽しんでおられた。
その間に僕は打ち上げの準備。ビブリオ宴会の経験のあるお客様に手伝っていただいて設営。
石動さんの乾杯で開宴。出演者の皆さんを囲んで大いに盛り上がった。
初めての本格的映像イベントだったがうまく行った。大成功と言ってもよかろうと思う。
久保さん、石動さん、またやりましょう。
(写真は北脇貴士さん、しのはら実加さんにお借りしました)
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