【山福さん在廊情報】
24日(月)、25日(火)〜最終日〜 の15時過ぎ(目標)からラスト(7時)までです。
ライブから一夜明けて。
やはり寝過ごした。起きたら9時過ぎ。慌てて準備して出勤。昨日のうちに一通り整理しておいてよかった。
さすが日曜日でお客さんは途切れず。
16時直前に山福さん到着。
来られたファンの方々と談笑していた時にその人は来た。楚々とした女性。
当店には初めて来られた方だと思う。山福さんも初対面の方。
山福さんの絵本をお買い上げになったあと、バッグからおずおずと一冊のハードカバーを出された。
「あの、この本なんですが…」
ある大物女性作家(故人)のエッセイ集だった。
「この本のここに山福さんのお父様が出て来られてるんです」
山福さんの今は亡き父上は印刷会社の経営者で、また地域文芸誌を主宰され多くの文人墨客と交流のあった方だ。今回の『水はみどろの宮』展も遠く遡れば父上と石牟礼さんの交流がきっかけのひとつとなっている。
ちょうどこの本を国分寺のカフェで読んでいる時、娘さんが国立で個展を開かれているのを知って会いに来たんです」
そして「お会いできてうれしかったです」と優しく微笑み、山福さんに件の本をプレゼントしてお帰りになった。
一同、ちょっとぽぉーっとしてしまった。
山福さんもその本の存在は知らなかったが、少女時代、父上のお使いでその作家のお宅を訪ねたことがあったという。
展覧会をやったからこその出会いだよねー、とみんなで話した。しかも国立でやったからこそだよー、と僕は主張した。
そして「あの方は、もしかした父上の意を受けた妖精か何かの化身だったのかもしれない」「まさかぁ」、などと話し合った。
その本というのはこの本。
- 作者: 武田百合子,武田花
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2017/03/21
- メディア: 単行本
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なんと先月、出たばっかり。化身や妖精はともかく、山福さんにこの本の存在を知らせようとする何らかの不思議な力はあったのかもしれないぞ。
そしてこの本。「生前出版した作品集以外は決して書籍にしないこと」の遺言の禁を死後四半世紀にして解き、娘さんの写真家・武田花さんによって出版されたもの。
当然のことながら山福さんの父上について書かれたエッセイも単行本、初収録。
この本を西国分寺のカフェで読んでいたかのお客様が「山福康政ってどういうひとなんだろう」とスマホで検索し、娘がいることが知れ、しかもその娘が隣駅の国立駅前で個展を開いていることが知れ・・・。いろんな偶然が重なってこの出会いがあった。化身や妖精はともかく、「運命」は感じるなあ。
・・・・・開催中・・・・
〜25 山福朱実原画展「水はみどろの宮」
・・・・・もうすぐ開催・・・・
5/3 忌野清志郎ファン交流イベント「忌野忌」
※第一部は満席キャンセル待ちです。2部はまだ数席あります。迷っている方はお急ぎください。
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