開催迫る「国立うちわ市」。
絵本作家・はたこうしろうさんの作品が届いた。いつも坂の上から颯爽と自転車を駆って登場される。僕とそんなに年齢は変わらないはずなのだがいつも若々しくかっこいい。
今年のテーマは「少年と魚」。水槽の中の美しい熱帯魚たち。彼らと一緒に泳ぎたいと思ったことありませんか? そんな思いが感じられる夢一杯の作品。
一作目「ダンゴウオ」
二作目「サラサハタ」
三作目「シリキルリスズメダイ」
むかしはよく「コバルトスズメ」って言いましたよね。
それにしても「少年」「夏休み」「冒険」。これははた作品のためにあるようなキーワードだなぁ。
今年も素敵な作品をありがとうございます。
そしてさらにシークレット作品もある。一作目の「ダンゴウオ」の別テイク。ジッと見つめていると一瞬、変異するそうです。でも心のきれいな人にしか・・・(以下、略)。
続いて画家・小泉 彫(えり)マリンカさんの作品。パステル画教室を主宰していてその専門はパステル画。でも今回はパステルを封印。
まずは開運招き猫うちわ。
A面は「招き猫」
正統派。情熱の赤バックには砂子が散らしてある。
B面は「跳ねる! 招き猫」
この躍動感! 波濤と背景は大漁旗の趣。これはご商売の人にお勧めしたいなぁ。
続いて「かぶいてる猫うちわ」。
A面は「暫」。
これを言うとアニメファンの人がみんなイヤな顔をするからなるべく言わないようにしているんだけど、「ガンダム」とか「マジンガーZ」をはじめとする巨大ロボットものの造形ってあきらかにこの「暫」の鎌倉権五郎景政とか「矢の根」の五郎の影響を受けてるよね。「トランスフォーマー」のアクションの「ため」なんか「荒事」そのもの。だから僕などは「トランスフォーマー」のオプティマスが見得を決めたときなど思わず「あーりゃ こーりゃ ・・・でっけぇえぇ!」って言ってしまうよ
「暫」にはその変形版に「女暫」ってのもある。
このうちわは「猫暫」だな。
B面は「定式幕」。
歌舞伎のシンボルカラーであるこの配色を見ると歌舞伎好きはみなテンションがあがるらしい。これからお芝居が始まるワクワクを思い出すのかな。
他に永谷園の社員もそうらしい。
さらには稀に鉄道ファンも興奮するらしい。
おおっ旧国鉄湘南カラーだ! と。
3作目は「犬うちわ」
A面は「花札仕立て、赤芝と黒芝」
B面は「七夕の犬」
今日の結びは書画家・渡邊美奈子さんの作品。渡邉さんは大学通りで書画教室「アトリエMINAKO」を主宰されている。
今年は「蓮花三態」。表面に画仙紙をいっぱいに貼り神秘的な蓮の花を描いた。裏面は同系色のバックに吉祥柄のハンコを捺して。
渡邊さんは篆刻の先生でもあるのだ。
そして柄はラッカー塗装。
より重厚なものとなった。
どうぞ皆様、お誘いあわせの上お越しください。
・・・・いよいよ明日開催・・・・・
2018.6.9 sat 逢坂Rie&萩原信義「浅川マキ歌・昭和歌謡『男歌』
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・・・・もうすぐ開催・・・・・
国立ゆかりのアーティストが手描きのうちわで大集合 6/14〜26
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