開催迫る「国立うちわ市」。
絵本作家の村上康成さんの作品が届いた。
創作絵本をはじめ、ワイルドライフアートなどで独自の表現活動を展開。伊豆高原には「村上康成美術館」がある。今回の作品も夏らしい動物を涼しげに描いたもの。
一作目「カクレクマノミ」
二作目「ソライロイボウミウシ」
三作目「アオウミガロメ」
どれも余白のバランスが絶妙で涼しげ。まさに夏のワイルドライフアート。
そしてシークレット作品も。心のきれいな人にしか・・・(以下略)。自然観察によそ見は禁物です。
続いてマダジュンコさんの作品。今年初参加作家。絵画、立体、舞台美術など幅広く手がけるアーティスト。そのうちわも「造形作家」の面目躍如といった感じ。
一作目「タコ」A面
同B面はタコが暮らす海。
いわゆる「クールカモフラージュ」柄。だからこの中にタコがかくれてるかもね。
二作目「金魚」。涼しげ。
そのB面。
この不思議な模様については後ほど説明。
三作目「トカゲ」。こちらは表面がカモフラージュ。白い影だけが浮かぶ。
そしてB面。こちらも不思議な模様。
これ、普通に絵の具で描いたように見えるでしょ。実はちぎり絵。もちろん絵の具で描いた部分もあるけど、おおかたは和紙をちぎって貼って作った。
これは写真では説明できない。
実際に会場でご覧ください。
そして上で書いた「裏面の図柄の秘密」。
「金魚」の裏面が下のようなものであるのはお示ししたとおり。
これを光にかざすとこうなるのだ。
そして「トカゲ」の裏面も。
↓
この辺もぜひ会場にてお確かめください。
続いてcotoriさんの作品。各社クリップアートやポストカードデザイン等で活動中の若手イラストレーター。
ちょっと不思議ちゃん系魔法うちわを持ってきてくれた。
住む人がいなくなり取り壊し中の街外れの古い洋館。その屋根裏部屋の中から見つかった古い宣伝うちわ・・・・・、という趣き。
1 まほう講座
公民館で近々開かれるらしいからいってみようかな、って一瞬思ってしまった。
2 てのりユニコーン
マンションでも飼えるらしいぞ。
3 裸の王様
古いお芝居の宣伝うちわ。動物芝居。書かれているのがどこの言葉かはわからないが、どうやら演目は「裸の王様」らしい。
どれもたくみにエイジング、ウェザリングがなされている。
柄のリボンももちろん「らしく」加工。
今年も楽しいうちわが揃いつつある。まもなく開幕。ぜひお越しください。
・・・・もうすぐ開催・・・・・
国立ゆかりのアーティストが手描きのうちわで大集合 6/14〜26
←クリック
◎◎ ◎◎ ギャラリービブリオ公式サイト ◎◎ ◎◎
国立駅前。展示、ワークショップ、会議にご活用ください。レンタルスペース、貸会議室
・・・・・・・・・・・・・・・
ご意見、ご希望やイベント申し込みはメールで。 3019076 < /span>