中川フォークジャンボリーwith大塚まさじ(大塚氏欠席)終了

今日は「中川フォークジャンボリー<20>with大塚まさじ」当日。



ところが問題は西日本豪雨。ゲストの大塚さんは丹波篠山在住。


実は、というか事務局として当然なんだけど昨日のうちから大塚さんとは連絡を取り合っている。大塚さんによると、


「現在丹波篠山は福知山線の運休で鉄道の面では孤立しています。幸い、宝塚在住の友人が迎えに来てくれることになってのでなんとかたどり着けます。ただ心配なのは高速道路の閉鎖です」


とのこと。「なによりも大塚さんの安全が最優先なので決して無理はしないでください」と返信。


最悪の事態を考えていろいろ脳内シミュレーション。鉄道の次は高速道路が止まる、次に一般道がとまる。


そして朝。「半分青い。」の時、ニュース速報で東海道新幹線の新大阪以西の運休を知り、これは最悪の事態に至ると確信し直ちに出勤。


PCを開くとフェイスブックの大塚さんの書き込みに


「高速道路も封鎖されたので一般道で行く」


とあるが、これも豪雨が降り続いている以上いずれ時間の問題だろう。というよりも無理して強行し大塚さんに事故があったら一大事。昨日のシミュレーションを整理。


1 予定通り開催する。

2 大塚さんの来演は不可能なので五郎さんのソロで。

3 料金を安くする。たとえば2500円を1500円に、あるいはドリンクつき2000円に。

4 予約者全員に事前連絡をする。


同じく大塚さんの書き込みを見た岡崎さんから電話があったので上記のプランを提案、合意を得た。もちろん何よりも五郎さんの了承を得ないといけない。そこで五郎さんの電話番号を知っている僕が五郎さんに電話し上記を提案。


最初は「みなさん、大塚さんを楽しみに来られているのだから・・・」と躊躇われていたが、最終的には「一人でも二人でもお客さんに来ていただけるのなら僕は歌います(きっばり)」と。大丈夫です。きっと満員になりますよ。


ただ大塚さんから他の方法を考えるので結論は昼まで待って欲しいといわれているとのことなのでそれまでは待機。


直接、大塚さんに連絡を取り安否伺いしつつ無理のないようにお願いした。


正午を待たずに10時30分に結論。一般道もすべて封鎖され万策尽きたとのこと。



五郎さん、岡崎さんと内容確認して直ちに発動。


幸い、というか当然だがお申込みの方、全員の連絡先は把握している。こういうときのために申し込み受付時に電話番号をお聞きしている。



もちろん満員の申込みをいただいていてる。昨日の読売新聞の反響も大きい。


SNSでつながっている人やメールアドレスを知っている人はそれで。文面は下記。


「中川フォークジャンボリーwith大塚まさじ」お申込みの皆様へ(同文メールで失礼します)
こんにちは、中川フォークジャンボリー事務局・ギャラリービブリオの十松です。本日の「中川フォークジャンボリーwith大塚まさじ」ですが大塚さんが、お住まいの丹波篠山が大雨被害による交通遮断・孤立のため来られなくなりました。

そこで急遽、「中川フォークジャンボリー 中川五郎ソロ」と変更し、開催決行いたします。料金は2500円の予定でしたが1500円とします。

予定通りお越しいただけますようお願い申し上げます。もちろん大塚さん欠場によるキャンセルも可能です。会場準備の関係でご来場、キャンセルに関わりなく、本メール、メッセージにご返信賜れれば幸いです。大塚まさじさんはまた改めて必ずお招びいしたします。

中川フォークジャンボリー事務局・ギャラリービブリオ 十松弘樹   042-511-4368


これを発信。同時にSNSにも書き込み。


そして電話番号しかわかってない人(主に読売新聞を見て電話くださった人)には電話で上記の内容を伝える。留守電の人には早口で録音。もちろん留守電設定のない人もいる。その方はまた後ほどかける。


並行してメールやSNSメッセージの返信が入り始める。中にはこちらでメッセージを送る前にSNSを見て返信を下さる方もある。直ちにお礼の返信をこちらから。


一段落したところでメールやメッセージを送りつつも電話番号がわかっている人に電話。PCメールだとそうそうは開けない傾向にある。


午後はメールや電話の返信を待ちつつ会場設営。



人数がわからないのでとりあえず満員の設定で。



ステージには三角帽。



これは、一生懸命クリスマスパーティーの準備をしたけどお客が来なかった星飛雄馬の故事にちなんだ逆張りの厄払い(あー、わかりにくい)。


そして玄関にはこの貼紙。



夕方まではほぼ全員と連絡がとれた。



会社員時代、こういう仕事は何度も経験しているのでお手のもの。人呼んで「事務局の鬼、裏方のネ申」。「人」とはもちろん僕であるが。


何人かは不参加の人はあったがそれでも満員。ありがたいこと。ちょっと今回、予約を受けすぎたきらいもあったのでちょうどいいくらい。



18時に岡崎さんが来られたので現状報告と今後の動きの確認。その後は五郎さんを車でお迎えに。この雨降りに加えて最近五郎さんは足を痛めておられるのだ。車中、簡単な報告と打ち合わせ。


18時30分開場。お客さんが続々と入りだす。この悪天候の中ひとりのドタキャンもなく、あっという間に満員に。ありがいこと。



19時開演。前半は20回記念ということで今までの歩みをおさらい。後半は歌。今宵お集まりのコアな濃い方々のために普段ステージにかけない曲を中心に特濃で。



その間に岡崎さんは西友に打ち上げの買出し。手で運べない重いドリンク類はおとといの深夜、車で買いに行って冷やしてあるので、乾き物やお惣菜。思いのほか参加者が多いので結構大量。


終演後はいつもの宴会。ぎゅうぎゅうの押し合いへし合いながら和やかに。初めてのお客さんの参加もうれしい。お客さんで来ていた逢坂利恵さん、森山亜紀子さんに無茶振りで歌っていただいた。



タイプの違う女性シンガーお二人の登場に大いに盛り上がった。



あっという間に11時の終宴。撤収も皆さんに手伝っていただいてスムースに、というか。常連さんの散歩堂のダンナと香奈丸姐さんが陣頭指揮を執ってくださってあっという間に終わった。僕は統率力とか指導力とかがゼロ(およびマイナス)なのでとても助かった(会社員生活でも一番つらかったのが管理職。ストレスで脳梗塞になってしまったくらい)。


皆さんを見送った後、五郎さんを車でご自宅に送り届け(宴会後の運転は下戸の特技)て戻ったら日付が変わる寸前。若干の業務連絡などしている間に日付は替わってしまった。



あー長い一日だった、と座敷に横になったらそのまま寝落ち。目が覚めたら外は明るくなっていた。



<余談と業務連絡 1>


スマホの充電器をお忘れの方はご連絡ください。たぶんアイフォン用。僕のアンドロイドで使えなかったので(あわよくば使う気かいっ!?)




<余談と業務連絡 2>


宴果てて後片付けも終わってお帰りになろうとするAさんが「あっ!」と声を上げた。もう館内に残っているのは五郎さんと僕だけ。傘がないという。


「どなたかが間違えて持って帰っちゃったみたい」


残されていたのがこの傘。



幸い雨は上がっていたので傘を持たずにお帰りになった。見つかったらご連絡します。


五郎さんを送ってビブリオに戻ったらメール着信。「他の人の傘を持って帰ってしまいました」とBさんから。どんな傘ですか? 画像を送ってください。傘がなくなったおっしゃってる方があります。


折り返し送信されてきた傘の写真をAさんに送ると果たしてAさんの傘だった。便利な世の中になったものだ。後日、うちを中継して傘の交換をすることになった。ところが・・・。残された傘の写真をBさんに送るとBさんのではないという。



ここにきて新たな第三の登場人物・Cさんが出現した。なぞが深まる。


これでAさんとBさんが妙齢の男女だったりするとO・ヘンリーがいい短編を書いてくれるところなんだけど残念ながらAさんもBさんも50代のおじさんだ。そしてCさんもかなりの高確率で50代乃至60代のおじさんだ。


とりあえずこれを見ていたらご連絡ください。



<余談と業務連絡 3>


皆さんが帰られたあとトイレに行ったら、中国金豚の置物の頭の上にトイレットペーパーの芯が置かれていた。


しかもてっぺんに座布団状に重ねたペーパーを載せて。




エースコックですかぃ!?


先生、怒らないから正直に出てらっしゃい。



・・・・もうすぐ開催・・・・・

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