荒木町・「秋田ぶるうす」へ

予想通りの燃え尽き症候群。日中は寝たり起きたり。でも夕方からは俄然元気になる夜行性。


夕方からゆるゆると上京。


昨日のタブレット純ライブのステージ装飾の「ムード満点」。



これは実は借り物。4月の「チャーマァ洋品店」で会場装飾に使っていたデリシャスゥィートス座長・チャーマアさんの手作り。「チャーマァ洋品店」で一目ぼれして「売ってください」とお願いしたのだがデリシャスゥィートスの舞台装飾用で売り物ではないとのことなので、今回お借りしていたのだ。


デリシャはこのあとライブが続くので早く返さねばと上京した。


いやもちろん郵送でも宅配便でもいいのだけど、要はそれにかこつけてチャーマァさんが臨時ママ代行を務める四谷荒木町のスナック「秋田ぶるうす」に行ったのだ。




文字通り会場を「ムード満点」にしてくれた「ムード満点のれん」に感謝の気持ちを込めた鯛の佃煮(紀ノ国屋にて購入)を添えてお返しした。


これは1分とかからない。



あとは打ち合わせ。8/25に開催の「YO-EN弾き語りワンマンSHOW 秋田ぶるうす」の打ち合わせ。



9/1(土)に当ビブリオで開催の「YO-ENライブ 昭和歌謡スペシャル」で歌っていただく大阪在住シンガーソングライターの「YO-EN」さん。


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今回で4回目だがそのたびごとに実績と評価が高まり、広がっているように感じる。



YOTUBEを上手に使っているのもすばらしい。距離を越えたファンの獲得に成功している。


たとえばこんな曲。



中島みゆき「化粧」



そしてこんな歌。



森田童子「たとえば僕が死んだら」



カバーが注目されやすいけどそもそもはオリジナル中心のシンガーソングライターだ。


彼岸花


「からすの母さん」



最近はいろいろなところから声がかかるようになって、当ビブリオの9/1のライブと絡めて今回も東京ミニツアーが組まれることとなった。


その「YO-EN東京ツアー2018夏」のスタートとなるのが花街の風情を今に伝える四谷・荒木町はそのメインストリートである「杉大門通り」の中ほどのスナック「秋田ぶるうす」。



音響の良さが評判のこのお店でライブが開催されることになった。



(このあと、いささか長いです)。


YO-EN弾き語りワンマンSHOW


8月25日(土)19時30分開演



会場 スナック「秋田ぶるうす」 





漫画家・東陽片岡さんのお店である。東陽さんはスナック好きが嵩じて漫画家をしながらスナックの店長になってしまったスナック界の偉人である。


スナックあるある この素晴らしき魑魅魍魎の世界

スナックあるある この素晴らしき魑魅魍魎の世界


席数は25。


予約は不要。直接お店にお越しください(混雑するとご入場いただけない場合がありますのでなるべくお早めのご来店を。開店は19時)。



MC 4,000円

 (おつまみ付き飲み放題+ライブ後はカラオケ大会)


飲み放題はウィスキーと焼酎。下戸の方にはウーロン茶。


ライブ後のカラオケ大会ではお客さんの歌い放題もあるけど、運がよければ弾き語りレパートリー以外のYO-ENさんの歌も聴かれるかも(「かも」ね)。



マスターの東陽片岡さんとYO-ENさんには奇縁がある。


おととし公開された映画に安田顕主演の『俳優 亀岡拓次』という作品がある。



この作品でこのお二人は共演しているのだ。いや、一緒に出ているシーンはないから共演とは言わないのかな。


東陽さんは上のトレーラーの0:17ぐらいにも一瞬映るが、主人公・亀岡拓次の地元・調布の行きつけのスナックの酔客の役。カラオケで「わたし祈ってます」を熱唱。



サビは拓次とデュエット。




一方のYO-ENさんは拓次のロケ先の山形のこれまたスナックのシーン。水割りを作った後、カラオケで「喝采」を歌う、年増のホステス・シン子さんの役。



歌っている間に、歌手を目指して上京し苦節10年でデビューが決まったものの所属プロダクションが倒産し、夢破れて帰ってきたシン子さんの人生が朋輩によって語られる。そしてそれを聞いていた拓次がシン子さんの人生と自分の人生を重ね合わせてシンミリする結構重要なシーン。



東陽さんの出演のきっかけは『俳優 亀岡拓次』の原作者・戌井昭人さんと古い知り合いであることとスナック系ムード歌謡が上手なことからのオファーと思う。


俳優・亀岡拓次 (文春文庫)

俳優・亀岡拓次 (文春文庫)



一方のYO-ENさん。歌のうまいホステス役を探していた横浜聡子監督が自らYOUTUBEを渉猟してYO-ENさんを見つけ出しての起用だという。



ともにスナックのシーンで歌を歌い、ともに小さな役とはいえ主人公と絡む役を演じたお二人が2年半経って荒木町のスナックで再会し、また「共演」するなんて実に面白いじゃありませんか。



そしてその日は土曜日。土曜日はわがチャーマァさんがスタッフとして入る日だ。




風情ある荒木町の東陽片岡さんのスナックでYO-ENさんの歌に酔い、そしてお酒も飲み放題。それを運んでくるのがデリシャのチャーマァさん。





これはいかにも贅沢で楽しすぎる夜ではありませんか!?





(以上、長い告知でした)



そんなことを打ち合わせした。とはいえこれすら10分もかからない。あとはひたすらカラオケ三昧。


ロスインディオス、斉条史朗、冠二郎小林旭、殿様キングス、とスナック道を踏み外さぬ選曲で。結局帰宅したのは日付がかわってからだった。





・・・もうすぐ開催・・・・・

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