幻の放浪芸 説経祭文があやしいカタリの手でよみがえる夜。昨秋、好評を博した「よみがえる 説経祭文の夜」に続く今日は「またよみがえる 説経祭文の夜」当日。
15時過ぎ、座長・渡部八太夫さんと座付き作家の姜信子さん到着。直ちにセッティング。今回は姜さん作のパワポアニメをプロジェクターで壁一面に投影し、それとととともに演奏する趣向。
設営中着電。市内在住の作家・嵐山光三郎先生。
「今日、尾崎紅葉のなにかやるんだって?」
内容を説明すると急遽、お越しいただけることとなった。
そしてリハーサル。
これを一人占めで拝見できるのが小屋主の特権。逆に本番は楽屋仕事や会計で見られなかったりする。
17時30分開場。あっという間に満席に。一人のキャンセルもなしに。
SEはバッハの「マタイ受難曲」。今回の演目にあわせてチョィス、というわけではなくエイヤッでラックから抜き取り。
18時開演。
ブォーブォー
という法螺貝とともに開幕。山伏スタイルの八太夫さんが登場し舞台清めの祝詞を奏上。
怪しい山伏スタイルのまま前半は説経祭文「信徳丸 継母呪いの段」。
こわーいお家騒動の継母ものを、時に軽妙に時にど迫力に。作画は渡部萌。
後半は明治の文豪・尾崎紅葉による児童読み物「鬼桃太郎」。大家(たいけ)の大旦那風の粋な着流しで。でもどこかいかがわしい。
奇想天外な絵物語を姜さんの脚色でたっぷりと。
14畳の夏座敷に異界への扉、それも大戸ではなく足元にぽっかり空いた躙口(にじりぐち)が開かれた夜となった。
終演後は打ち上げ。嵐山光三郎先生も参加されて、文学、演劇、演芸、映画など(いつになく)深い話題で大いに盛り上がり、浅学の身には大いに勉強になった。
次は11月、また告知します。
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