店番をツレに任せて雨の中上京。
行先は茅場町。多分行ったことがない町。なんの知識もない。思い出すのは天才・ビートきよしの往年の名曲「茅場町の女」。
ネット中を探したけど曲データはなかった。久しぶりに聴こうと思ったのにショック。
カヤバのショック。
行先は茅場町の森岡書店。一冊の本を大切に売る書店兼ギャラリー。仲良しの写真家・白石ちえこさんの個展。
雨降りだけど晴れ晴れとして気分でパスモをタッチ。気分はもう茅場町。
ところが大変。パスモが反応しない。残金無しとかじゃなくて全く反応しないの。
駅員さんに見てもらったけど反応しない。スイカじゃなくてパスモだし、ましてや僕のは障害者手帳の都営交通無料パスとも連動という特殊なケースなので都営の駅の定期券売り場に行かないとどうにもならないと。
茅場町に早く行きたいのにショック。カヤバのショック。
もう帰ろうかと思ったけど、もう明日には終わってしまうので気を取り直して切符を買った。
はじめてくる茅場町。何の知識もない。と思ったら川に架かる橋に「霊岸橋」のプレート。ということはこの辺は霊岸島か。ということは古典落語の「宮戸川」でともに締め出しを喰ったお花と半七が泊めてもらうのが霊岸島のおじさんのところだったなぁ、と思ったら俄然親しみがわいてきた。
森岡書店はすごくかっこいいクラシックビルの3階にあった。
今回の写真展は白石さんの新刊の写真集「島影」(蒼穹舎刊)の刊行を記念しての個展。
「雑巾がけ」と呼ばれる古典技法を使った作品で、普通に焼き付けたモノクロ印画紙に油絵具と油を塗布しそれを布でふき取る。そのふき取り具合で、通常の写真では表現できない独特な階調が表現できるというもの。
会場に白石さんもおられ、一点一点説明いただきよくわかった(つもり)。どこか知らない島、昼も夜もない不思議な島に漂着してしまったような心地よい「さまよい感」を味わえる。
写真集「島影」もこの微妙な陰影を見事に再現していてかなりの印刷クォリティと思った。
まよわず購入、サインもいただいた。
(字が可愛い。もしかして丸文字女子高生世代か)
ビブリオの書架に入れておくのでご覧になりたい方は遠慮なくお申し出ください。ただページに指紋が付くと効果半減なのでどうかページ面には手を振れることはご遠慮ください。
そして二十面相の隠れ家のようなクラシック建築の中の自然光がやさしいこの展示室。本展示が最後という。
ショック。カヤバのショック。
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