2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

神保町ブックフェスティバル

東京名物、秋の本の祭典「神保町ブックフェスティバル」に行って来た。恒例の「キャナル・ストリート・ジャズ・バンド」の演奏。神田の旦那衆を中心にしたジャズバンドだ。粋なんだよなー。こんなカッコイイ大人になりたいといつも思う。 ブック・フェスティ…

スパムの嵐の中に黄門様を見る

毎日毎日ご苦労なことで、嵐のように、怒涛のようにスパム・メールが来る。自宅にも職場にも。 大抵が、「出会い」か「ニュー・ビジネス」か「クスリのディスカウント」。自宅と職場、あわせて一日100から200ほどくる。そのスパムメールの嵐の中で必要…

告知 「国立名物 俳画カレンダー2010」

おまたせしました。今年も出来上がりました。「国立名物 俳画カレンダー」です。 嵐山光三郎、安西水丸、南伸坊の「俳画三人衆」が今年も集結、三者三様の俳画で皆様を癒します。 企画は「ESOLA」と「Banka−an」つまり、マスオさんと僕。 普通、…

告知「関頑亭企画 卒寿展」

国立をこよなく愛した故・山口瞳氏の旅仲間としても知られる「ドスト氏」こと関頑亭さんプレゼンツの美術展が間もなく開幕する。 それが「卒寿展」。 彫刻家である頑亭さんを中心に8人の仲間が集まって、水墨画、書を競い合う展覧会だ。会場は国立駅前の「…

巨大温泉饅頭の行方は、明治の辞書が知っている。

そういうわけで、伊豆で巨大温泉饅頭を買ったのである。24日(土)に。「一両日中に食え」と注意書きにあったけど食えるものか。27日現在、まだちょっと残っている。 持て余しているともいえる。 だって、でかすぎるんだもーん。ってわかりきってはいた…

スポーツ・スタッキング VS 下男の習性

下の画像のテレビ・コマーシャル知ってる? UQ WiMAX っていう、よく知らないけどIT関係の会社のCM。通信の早さが売り物の会社らしく、上の画像のスピード・スタックス、またの名をスポーツ・スタッキングとやらいうコップを重ねる競技の少年の映…

伊豆急みやげの「黒船来る!!」

もちろん土産は巨大温泉饅頭だけではない。行きも帰りも「足」は伊豆急。そこで超リアル鉄道模型。「黒船電車」モデル。 ってそんなものを「非鉄」な僕が買って帰るわけはないじゃないの。しっかり実用品。ホッチキスである。いやホッチキスはマックスの登録…

伊豆高原美術館めぐり

伊豆高原の観光といえば、なんと言っても美術館めぐりだろう。 ・ワイルドスミス絵本美術館 ・伊豆ガラスと工芸美術館 ・陶磁・ガラス美術館 ・伊豆オルゴール館 ・花の絵美術館 ・天使の美術館 ・伊豆高原メルヘンの森美術館 ・わらべ絵館美術館 ・人形の美…

伊藤文学氏の散歩

ブラブラ歩きをしていたら「伊藤文学散歩の碑」の案内板があった。伊藤文学氏と言えば、「薔薇族」編集長にして現代男色文学評論の泰斗である。 ええっ?と思ってよく見たら「伊東市・文学散歩」の碑だった。 という空々しい前振りで来ているのは、静岡県内…

荷造りと荷解き

遊山は好きだが荷造りは嫌いだ。旅程や荷物の多さでカバンを選ぶのがめんどくさい。昔はよくリュックを背負ったものだが、リュックは荷物の出し入れが面倒で、つい背負いっぱなしになり、使わぬものをただ背負うようなことになる。近年は斜め掛けできる雑嚢…

承前・清野とおる『東京都北区赤羽』

さらに言おう。この著者の凄いところは「初回」で済まさないところだ。先にも書いたが、ヘンなキャラ立ちの人物と言うのはどこの町にでもいる。僕自身も中学時代、通学路に出没する謎の行者の後をつけてその寓居をつきとめ、翌日の学校での武勇伝としたこと…

清野とおる『東京都北区赤羽』

毎月20日近くなると必ず本の話題になるが、気にしないように。偶然である。 そういうわけで、面白いマンガに出合ったのである。 清野とおる『東京都北区赤羽 1 2』(Bbmfマガジン・各840円)先日、2巻目が刊行されたばかり。元はケータイコミック…

東京都北区赤羽

僕は東京生まれの東京育ちだが、東京のことは驚くほど知らない(誰が驚くのかは知らないが)。特に東部、東北部に暗い。江東区は人形作家の石塚公昭さんの知遇を得てから時々行くようになった。台東区・荒川区は大学時代、いわゆる「山谷地区」の工場でバイ…

へんりっく、ふたたび

昨日のことである。20時に職場を出た後は、ほとんどの皆さんが見当がつくと思うのだけど、渋谷へ。「へんりっく」をもう一回、見に行ったのである。 劇場前には石川淳志監督、岡田プロデューサー、偏陸さん、山田勇男さんが勢ぞろい。間もなく開場。 今宵は…

歯医者に行ったその後で、

不二家ミルキーに奥歯の詰め物を持っていかれてしまったのは一昨日書いたとおり。いかにズボラな僕でもそのままにしておくわけにはいかない。歯医者に予約を入れようと思ったら土曜日である今日の午前しか取れなかった。歯医者は職場の近くである。休みの日…

「へんりっく」の謎

不思議な映画である。あれ以来、ことあるごとに反芻している。気がつくと「へんりっく」のことを考えている。先週土曜日、一緒に見に行った友達のトニー・セイントとトズちゃん。帰りも一緒で、映画の感想を言い合いながら帰ったのだけど、イメージ・フォーラ…

ミルキーは涙の味

今日は朝から絶好調。寝不足由来のナチュラル・ハイとも言う。 おひとつどうぞとミルキーをもらう。 あれ? 黒い。 新発売の黒糖ミルキーだった。 美味しい。美味しいけど、胸がさわざわする。なんだろう、この胸騒ぎは。 あ、そうだ、と思い出した瞬間、奥…

九龍城!!

外回りをしていてギョッとした。剣呑な気配。 気を発しているのは郵便受け。 九龍城・・。 しかもゲストハウス。 九龍城についての解説はいるまい。もはや「魔都」とは呼ばれなくなった香港で、最後まで残っていた「魔窟」だった。 不法建築のビルに、これま…

火鍋を食す

涼しくなってきた。鍋物が美味い。僕同様、減量を要する人と火鍋を食す。 「この、しゃぶしゃぶってのがいいんだよね。肉の余分な脂肪が全部落ちて」「さらにカプトサイシンが体内の脂肪を燃焼させて」 なんぞいってもりもりと。しかし「スープが美味い」な…

第4回 人・形展(丸善ギャラリー)

ツレと、丸の内の丸善本店ギャラリーで開催中(15日まで)の「人・形展」に行ってきた。多彩な、いろいろなタイプの人形、フィギュアを集めた展覧会で、お目当ては、このブログでもお馴染みの人形作家の石塚公昭さんの作品である。 僕の趣味にはツレは全く興…

「へんりっく 寺山修司の弟」初日

待ちに待った「へんりっく 寺山修司の弟」初日である。昨日のことだ。 イメージフォーラムは入れ替え制で整理券は当日のオープン時からくばられ、その整理券番号順に入場できる。やはりいい席で見たい。入場は20時40分だけど、18時30分に行って整理券ゲット…

平兵衛まつり2009

今日は年に一度の平兵衛まつり。国立駅北口徒歩8分。国分寺市光町の「鉄道総合技術研究所」。通称「鉄道総研」の文化祭である。で、何度か書いてることなんだけど、この表記は正確ではない。看板もパンフレットも「鉄」の字が「金失」ではなく「金矢」にな…

ペーソスの謎

で、ペーソスである。今回、「へんりっく」初日のゲストである。なぜペーソスなのかが謎と言われている。ボーカルの島本慶さんはかつて風俗ライター「なめだるま親方」として人気を博していた人である。僕が初めてペーソスを見た(聞いた)のは、いつだった…

台風が来た

台風が来ると言うので、昨日は仕事帰りに100円ショップに寄った。尼河童、じゃなかった雨合羽を買おうと思ったのだ。去年の雨季のベトナム旅行で開眼したのだけど、雨の日は安物の雨合羽を使い捨てにするのが一番いい。同じように思った人が多いようで売…

いよいよ公開、「へんりっく」

ここに来て露出も増えてきた、 と言っても梅宮アンナのことではない。 いよいよ明々後日公開、注目の「へんりっく」である。 某・大手のサイトに石川淳志監督登場である。ロングインタビュー(下の写真クリックをしてお読みください。)。 なかなか読み応え…

「都市伝説・友達が勝手に応募」

で昨日の件である。「オーディションに友達が勝手に応募」。こんなことが本当にあるのかと言うことに関する考察である。「友達が勝手に応募」と双璧を為すのが、「○○を歩いていたらスカウトされた」である。これは良くあるのだろうね。僕自身、大学生の頃、…

オーディションで犯人の隣に・・

いや、トズちゃんはいいんだ。出たのが石井輝男作品だし、なにより本人の肝が据わってるし。 でも気の毒なケースもある。また別の女性。普通の勤め人である。仮にリンゴちゃん、とでもしておこう。 何年か前だが、ハデな犯罪を犯して逮捕された女性が、かつ…

石井輝男映画に出演した過去

民主党の井上和香似の新人女性議員がかつて「お色気映画」「エログロ映画」に出演していた、とネガテイブ・キャンペーンを張った御仁があったが・・・。その映画というのが「盲獣VS一寸法師」のことだった。 石井輝男作品じゃん。「盲獣VS一寸法師」公式サイト …

中村誠一クァルテット in 吉祥寺・サムタイム

土曜日だというのに出勤。しかも20時過ぎまで職場にいた。働き者だから、ではない。普段ナマケモノだからこういう仕儀となる。帰り、吉祥寺で途中下車。老舗ジャズ・バーの「サム・タイム」へ。今宵は中村誠一クァルテットの出演なのだ。21時直前に入ったら…

 “満鉄とあじあ号”永田龍三郎展ふたたび

昨日の夜は神楽坂で会合があった。集合時間前にちょっと時間があったので、鉄分の高い友人とともに再び行って来た。「“満鉄とあじあ号”永田龍三郎展」へ。 今回は時刻も平日の夜なので空いていて、ゆっくり見られた。永田氏の娘さん、先日、コメントを下さっ…