2004-04-01から1ヶ月間の記事一覧

小指の想い出

爪が割れた。 なんか4月13日には歯が欠けたしロクなことがないなぁ。カルシウムが不足しているんだろうか。 別に何もしてやしない。パソコンのキーボートを叩いていて気がついたら割れていたのだ。 「とりあえず応急手当」、とボンドでつけた。コニシの「…

雨の日、伊那のクロネコは・・・・

引き続き伊那の話で恐縮である。 昨日、手を振る老婆を探し、名物のロウメンを食した後、川沿いにいい感じの木造家屋を見つけた。雨にけぶる廃屋寸前のたたずまい。なんか、つげ義春の世界。 暖簾が見える。蕎麦屋だ。店のつくりから見て屋号は、「やぶそば…

手を振る老婆 in 伊那

長野県の伊那市に行ってきた。 「影か柳か勘太郎さんか 伊那は七谷 糸引く煙」でお馴染みの伊那である、って言ってもお若い読者にはわからないかもしれない。 飯田線鈍行列車が「伊那市」駅に着く直前、窓から外を見ていたらちょっとギョッとした。 線路沿い…

浮世絵と越後の銘酒

今日は久しぶり、多分10年ぶりくらいで女流義太夫の鶴澤寛也師匠のお宅に伺った。寛也師匠については、たびたび書いているので解説はいるまい。僕の古い友達だ。 その寛也師匠が先日デビュー20周年を迎え、リサイタル「はなやぐらの会」を催したことも書…

屋根裏の散歩者

なんと言っても今日一番のニュースはこれだな。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 女子トイレの天井裏に男 動けず、救出後逮捕 24日午前8時10分ごろ、大阪府泉佐野市泉州空港北一の関西空港第二駐車場5階の女性用トイレの天井…

東京国際ブックフェア2004

東京国際ブックフェア2004に行ってきた。 有明の東京ビッグサイトにて。ビッグサイトなんて行くのは去年の初秋に開催された、アートのフリーマーケット「GEISAI4」以来。 あの時と同じレストランであの時と同じロースカツ定食を食べてから会場に乗り…

なんで塗っちゃうかなぁ〈下〉

派手にカラーリングした幼稚園バスというのは良く見る。クレヨンしんちゃんの幼稚園のバスもネコ耳なんぞつけている。 だからといって保育園の建物をこんな風に塗らなくても・・・・。「パソコンあそび」というのも気になる。俺のことか? 那覇にて採取。

なんで塗っちゃうかなぁ〈上〉

沖縄のおうちはカラーリングが大胆。さすが南国というべきか・・・・。 中には、 「なんでこういう色に塗っちゃうかなあ」 と言いたくなるようなお宅もある。 そういうわけで、いかした彩色のハウスをシリーズで紹介しよう。 ↓↓ ペパミントグリンに窓枠の臙脂が…

我が家にシーサーがやってきた〈3〉

沖縄の民家がシーサーだらけなのは今までも書いた通りである。多くは門柱や屋根の上に鎮座し、あたりを睥睨している。 今日ご紹介するのは「面シーサー」。シーサーの顔のレリーフだ。これが家屋の外壁にくっついているお宅も結構あるのだ。 ローマの真実の…

我が家にシーサーがやってきた〈2〉

上が次男・三吉(仮名・小2)のシーサー 下が長女・花子(仮名・小5)のシーサー 現地でいろいろ民家の門柱の上のものなどを見て、ある意味、目が肥えた三吉のチョイスは、正統派なシーサーだ。 一方、花子のは「できるだけ面白い顔のヤツ」という花子のリ…

我が家にシーサーがやってきた〈1〉

しつこくて申し訳ない、またシーサーの話だ。 今月はじめの三吉との沖縄旅行では、三吉のほうがシーサーにはまってしまい、行く先々でシーサー関連商品をねだられた。 僕も縁起物好きなのでついつい買ってしまう。結果的にずいぶん買ってしまった。 そういう…

南京路の休日

「,はい、じゃ、後よろしいね。4月2日の朝!0時に、当社の別のガイドが迎えに来ますから、またこの場所に来て下さいね。では、よいご旅行を!」中国青年旅行社の宋鵬勝さんが、ニコニコと手を振って退場した。高層建築ラッシュの上海。そのメインストリートの…

立川志らく「シネマ落語・ベニスに死す」

今日は、国立演芸場で開催の立川志らくさんの独演会「志らくのピン」 Part2に行って来た。立川志らくさんは談志門下の俊才。シネマ落語と言って、古今の名作映画を落語に翻案するという活動を続けている。 この「志らくのピンPart2」 では、毎月各界の著名人…

山口瞳氏、最後の遺作展

国立に暮らし、国立をこよなく愛した作家の故・山口瞳先生が書と水彩画の達人であったことは良く知られている。 数年前、奥さんの治子さんが遺品を整理していたら、何冊かのスケッチブックが見つかった。それを広くファンの皆さんに見ていただこうと、「山口…

達人と行く神保町

4月9日10日の日記にも書いたエッセイストの坂崎重盛さんと神保町の東京堂で待ち合わせ。 ある買い物があったのだ(その内容は来週あたりに明らかにします)。 買い物はサクッと終わり、すぐ近くの「N」という文壇バーというか古書蒐集狂が集う店に連れてい…

助けてください!!

「助けてください! 暴力を振るわれています!!」 朝の通勤電車の中、その声は響き渡った。 絹を裂くような女性の悲鳴、ならいいのだが妙に甲高い若い男の声。「暴力なんて振るってないでしょう。貴方が私の足をずっと踏んでたんじゃないですか?!」答える声も…

モスクワの雨は摩天楼に降る

昨日のことではあるが文京シビックタワーに行って来た。つまりは文京区役所だ。 商談があって夜7時に25階展望室で待ち合わせ。さすがに大した絶景だ。東京中が一望できる。まだ夜も早いので街の明かりが眩しい。 摩天楼からの夜景を見下ろしていると、自然…

プレミアム・ミルキー

今日最大の事件は歯が折れたことだ。 若造だと思って油断していたら、存外に重い強烈なストレートを食らっちまった、なんてことは全然なくて・・・。 朝、雪印の6Pチーズを齧ったとたん、ガリッといった。奥歯の詰め物が外れてしまったのだ。3月25日に治し…

沖縄の神さまから贈られた言葉

見て、この表紙。カッコイイでしょ。この表紙、見せられたら普通買っちゃうよなあ。 この本は「てるりん」こと照屋林助さんが語る人生論だ。 「てるりん」さんは戦後沖縄を代表するコメディアン。東京でも何年か前、水虫薬のCMで話題になった。「♪ポリポリ…

偶然の出会い。『運命の顔』ふたたび

市内西端の某店にて買い求めた商品に瑕疵があった。クレーム電話をしたら持ってきたら取りかえるという。「何を偉そうに」とも思ったが、こんなことで正論を振り回すのも大人気ないので自転車に乗って交換に行った。 その帰り道、国立の東西を結ぶ大通り「富…

達人と行く夜の銀座散歩

東銀座の吉水に鶴澤寛也師匠のリサイタル「はなやぐらの会」を聴きに行った所まで書いた。 地下のホールから玄関に向かいながら金原瑞人さんが、「で蕃茄さん、これからどこに行く?」と聞く。ご存知、超売れっ子翻訳家だ。今年の春は「芥川賞作家・金原ひと…

はなやぐらの会 in 銀座・吉水

第一回はなやぐらの会に行ってきた。仲良しの義太夫三味線奏者・鶴澤寛也師匠のリサイタル。デビュー20年を記念して始めた個人リサイタルだ。 女流義太夫についてご存じない方も多いだろうから、3月9日の日記から引用しよう。 ・・・・・・・・・・・・…

衰退の酔態

今日は二日酔いで最悪。 打ち合わせで阿佐ヶ谷の古〜い喫茶店に行ったんだけど、トイレのドアの開け閉ての際に仄かに香るトイレ芳香剤の甘〜い匂いに眩暈の連続だった。 昨晩はつい飲みすぎて、眩暈がしてすぐに電車に乗れなかったほど。弱くなったなぁ。 そ…

嗚呼、人生教師

まずはこれをお読みいただきたい 誰あろう、僕のことである。「エゴグラムによる性格診断」の結果だ。 「人生教師」ですよ皆さん。人生幸朗の相方ってわけじゃないっすよ。「人生の教師」ですよ。 役作りとしては小林桂樹だな。 市内在住のエッセイスト・羽…

ブタのケツ、ふたたび

えっと、この3日間の日記、画像がなくてさびしいとのご意見をいただいたので、今日、アップした。遡ってご笑覧いただけると幸せ。 幸せといえば去る3月2日の日記に、かねてより僕が提唱している「幸せになれるブタのケツ効果」について書いた。 沖縄の話…

無私の白薔薇

今日、宅急便がついた。自分で自分に那覇から出したもの。 お土産は全部発送で、ほぼ手ぶらで帰ってきたのだ。 さっき、狂乱のお土産のご披露を行った。 ツマにはミンサー柄のバンダナと伝統の紅型(びんがた)模様のコットン地。 長男・虎太郎(仮名・中2…

那覇疲れ

本日海開きの那覇から、小雪舞い散る国立に帰ってきた。子連れでの旅は大変は大変だったけど、思いのほか疲れていない。 子どもと一緒だから、嗅覚を全開にして「よさげ」なバーを探して遅くまで暮れ行く夜を惜しむという作業がないから、体力を温存できたの…

雨の本島南部

そういうわけで那覇にいる。昨日は糸満の琉球ガラス村で沖縄ガラスのコップづくり、今日は玉城村・玉泉洞で手捻りのシーサーづくり。エイサーの群舞に感動。大蛇を首に巻いて記念撮影。偏食の三吉も、ラフテー、ゆし豆腐、海ぶどう、沖縄そば、サトウキビを堪能。

何用あって、また那覇へ?

今、また始発を待っている。呆れる方もいるかもしれないが、また那覇に行くのだ。「この前、行ったばっかじゃん?」そう、先週行ったばっかりなのだ。なぜ行くかというと、忘れ物を取りに行くのだ、というのは真っ赤な嘘で元々の予定通りだ。こっちの予定か…

東京〜奄美 損なわれた時を求めて

今までこの日記にはあまり書いてこなかったけど、僕は中国が好きだ。どのくらい好きかというとソートー好きだ。古い話だけど、新婚旅行も中国に行った。その後もチャンスがあるごとに行っている。 好きになったきっかけはいろいろあるのだけど、大きなきっか…