2003-09-01から1ヶ月間の記事一覧

26BOOKS――創作本による26の表現

昨日は仕事帰りに銀座まで足を伸ばし、銀座のギャラリー「TBOX」 http://www.tbox.co.jp > で開催中の「26BOOKS――創作本による26の表現」を見に行ってきた。文字通り26人のアーティストによる手作り本の展覧会だ。26通りの自分の中に持っている「…

さらば、インカ・カーン

この週末はハムスターのインカ・カーンに振り回された。楽しかった。 何日か前の日記に、「10数年続いた小さい子のいる暮らしが終った」と書いた。そんな暮らしに久々に現れた「赤ちゃんより小さい」ものがインカ・カーンだった。 長女・花子(仮名・小4)…

中央線大変

昨日の日記で、「しつこいまでの事前告知が効いてかほとんど混乱はなさそうだ」と書いたがとんでもなかった。大混乱。復旧が午後の2時過ぎまでずれ込んだのだ。 立川に用事があった。本来ならば午前中に行くはずだったのだが、朝7時に復旧するはずの中央線…

兵どもが夢のあと

JR中央線が工事のため本日夕刻から明日の午前まで運休になる。例の高架化の工事だ。 しつこいまでの事前告知が効いてかほとんど混乱はなさそうだ。 高架化の一環なのかどうかはわからないが、国立駅上りホームの駅事務室がいつの間にかなくなっていた。朝…

インカ・カーンがやって来た!

この週末、我が家には小さなお客様が来ている。すごく小さなお客様だ。インカ・カーンハムスターのインカ・カーンだ。 次男・三吉(仮名・小一)のクラスで飼っているハムスターで、週末は希望する家庭に持ち回りでショート・ステイするのだ。 希望者が多くなか…

 泉ピン子主演『女子刑務所東三号棟 5 』

泉ピン子主演『女子刑務所東三号棟 5 』 (TBS・21:00〜) を見る。2時間ドラマの人気シリーズだ。今回で第5回。 タイトル通り毎回舞台が女子刑務所で、主演はずっと泉ピン子。でも毎回キャラクター、設定は変わる。貞女だったり悪女だったり。助演(同…

手書きの文字、そして人生

昨日の「Girlish 林あまり+遠野一実展」の話の続き。 林さんがおっしゃっていたのだが、林さんは「書くのが好き」という。 そりゃ歌人で、エッセイストで、作詞家 (坂本冬美「夜桜お七」が代表作) で、劇評家(テレビにレギュラーを持っておられる)なのだから…

Girlish「林あまり+遠野一実」展

今日は北青山の「ギャラリーハウス MAYA2」に「Girlish 林あまり+遠野一実展」を見に行った。 歌人の林あまりさんの短歌に漫画家の遠野一実さんがイラストを描いたコラボレーション。女性漫画誌「コーラス」に連載されていたものだ。 なかなか工夫に満ちた展…

新屋英子『身世打鈴(シンセタリョン)』東京公演

関西新劇界の重鎮・新屋英子さんのひとり芝居『身世打鈴(シンセタリョン)』の東京公演に行ってきた。というと渋谷か新宿か銀座か六本木かというイメージがあるが、会場は「くにたち市民芸術小ホール」。しかもその地下スタジオ。キャパ60。規模としては…

滑走するエグゼクティブ

せっかくのお祭りなのに雨で散々である。お祭り中心のスケジュールを組んでいたのだけど変更を余儀なくされた。ツマと長女・花子(仮名・小4)は立川にパントマイムを見に、長男・虎太郎(仮名・中2)は同級生の平八郎君(仮名・中2)の家に遊びに行ってしまっ…

戦後名編集者列伝

桜井秀勲著『戦後名編集者列伝 売れる本づくりを実践した鬼才たち』 編書房刊・1900円 まず舌を巻くのが筆者の文章の上手さだ。実に平易でわかりやすい。ちょっと複雑なこともスルリと入ってくる。それもそのはず、この桜井さんと言う人は、「女性自身」…

禁煙車? 喫煙車?

僕は煙草を吸わないのだが、出張の時はずっと「喫煙車」を選んでいた。 静かに仕事のプランを練ったり、静かに読書をしたり、静かに寝たりしたかったからだ。 平日の新幹線および特急列車の喫煙車両はほぼ100パーセントがサラーリーマン。しかも旅慣れた…

IF YOU EVER PLAN TO MOTOR WEST

今日初日の展覧会「古き良きアメリカ展」に行ってきた。会場は銀座・松坂屋。 アメリカの伝説の道路「ルート66」をテーマにした展覧会で、是枝正美さんの写真と、関マスオさんのイラスト、大塚浩司さんのフォトレーションによるコラボレーション展だ。 関…

『モルグ街の殺人事件』

今更言うまでもない古典的名作を読んだ。『モルグ街の殺人事件』。古典的名作ではあるが、ミステリーがあまり得意でない僕は今まで読んだことがなかった。しかも岩波少年文庫である。少年の称号を返上してからもうかなりたつ(「永遠の少年」ていうタイプでも…

池袋で花開く実直な精神

作家で、元・教育課程審議会会長の三浦朱門先生は、かつて次のように語った。「できない非才、無才には、せめて実直な精神だけを養っておいてもらえればいいんです」(斎藤貴男著『機会不平等』文藝春秋より) 三浦氏が言いたいことはつまり「ボンクラは余計な…

学園祭は終らない

長女・花子(仮名・小4)を連れて、有明・東京ビッグサイトで本日開催の「GEISAI 4」に行ってきた。初めて乗る「ゆりかもめ」で行った。 GEISAIとは一言で言えば「アートのフリーマーケット」だ。 ビッグサイトのホールに七百余人の若手アーティ…

不機嫌なリンゴちゃん

そんなわけで「ああ面白かったなぁ」と上機嫌でうちに帰った。 テレビをつけたら「特命係長・只野仁」が始まったところで、佐渡稔(いまだに「あ、三木まうすだ」と言ってしまう)が車に轢かれて死ぬところだった・・・・・。 なんか先週もこんなこと書いたような気…

上機嫌な果実

「夫以外とのセックスはどうしてこんなに楽しいのだろうか?」林真理子の小説『不機嫌な果実』の帯コピーだが、今宵のぼくは、「自分以外の仕事はどうしてこんなに楽しいのだろうか?」だった。生来おせっかいな方なんだけど、他人の仕事の手伝いをするとい…

仲秋の名月

仲秋の名月である。ビルの谷間から顔を覗かせたときは同僚たちから嘆声が上がるほど明るく大きく美しかった。 仕事なんかしている場合じゃないよね、なんていいながら今日も残業。 国立に着いたときにはほぼ真上に来ていた。真上に来つつも駅前はビルの谷間…

ただ今、難工事中

日記サイトを始めて一ヵ月近くたつ。更新にも少し慣れた。何人かの方にもほめていただいた。 そうなるとホームページが欲しくなるのだなあ。 そんなわけで、ただ今製作中、とだけ言っておこう。 ついでに、悪戦苦闘中とも言っておこう。 お金をかけられない…

DAYS OF WINE AND ROSES

昨晩は「岸田ますみ展」まで書いて力尽きたが・・・。 そのあと表参道から渋谷に出て渋谷から吉祥寺へ行っていたのだ。吉祥寺は元・近鉄、今・三越の近くの「赤いカラス」に行った。老舗のジャズバーで、ぼくが唯一ボトルを預けている店。ボトルはフォア・ロー…

岸田ますみ展 Autumn 2003

南青山の画廊「スペース・ユイ」(http://www.bekkoame.ne.jp/i/spaceyui/index.html)で本日初日の「岸田ますみAUTUMN2003」を見に行った。 ユイも久しぶりだ。ところで表参道駅からユイに行く途中、いつも見上げては「ほほう」と感心していた豪邸…

Porte de Paris パリの門

ようやく、今日あたりは涼しくなってきた。「新涼」(しんりょう)というやつかな。今日は句会。会場の画廊喫茶「キャットフィッシュ」に行く前に、いつものように旭通中央のフレンチ・カフェ「Porte de Paris」で句作した。 いつもここで俳句を練ってから句会…

踊る東京パトロール社 大國魂神社を封鎖せよ

そういうわけで昨晩、東小金井できれいな生け花を観賞して帰り、テレビをつけたら『特命係長・只野仁』で倉石功が胸をかきむしって死ぬ瞬間だった。 この倉石功という人、僕が初めて目撃した芸能人だ。 小学生のころ我が家は自営業で、毎年の酉の市には隣町…

10億円と百合の花

いつもお世話になっている経営コンサルタントの朝倉潤さんと、東小金井の彼女のオフィスで打ち合わせ。 話題は政府助成金、補助金、特別融資、借換制度などなど。コンビニで買っていった200円のチョコボールを食べながらも、話だけは10億20億の世界だ…

芭蕉に学ぶ徘徊の心

昨晩は退社後、「神楽坂・編集者の学校」の講座を受講した。今回の講師は作家の嵐山光三郎先生だ。地元・国立の顔とも言える方で、ふだんからいろいろお世話になっている。ぼくは勝手に「子分」を自称(僭称)している。「神楽坂・編集者の学校」は元・「週刊…

さようなら笈田敏夫さん

朝刊に笈田敏夫さんの訃報。享年78。元・海軍少尉の慶応ボーイで文字通りジャズシンガーの草分けだった。甘く響くビング・クロスビーばりの低音で、古希を過ぎてもスイングジャーナルのボーカリスト人気ランキングでずっと一位だったと思う。生活感をまっ…

リフォームするならペンタくん

一昨日の日曜日のことになるが、私とツマと長女・花子(仮名・小4)とで多摩センターの「ペンタくん」に行った。 長男・虎太郎(仮名・中2)は夏休みの宿題の追い込みで留守番、次男・三吉(仮名・小1)は同級生の雪之丞くん(仮名・小1)の家に遊びに行って留守だっ…

おきよちゃんの震災

防災の日である。 大正12年9月1日におきた「関東大震災」にちなんで制定されたのはご存知のとおり。 もう、80年たつので、経験者もかなり少なくなっていると思う。 ぼくの父方の祖母も関東大震災の経験者だったが僕が大学生のときに亡くなった。 しか…