2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「FM国立」があった

先日の日記に70年代フォークの思い出、というか中学三年の時の思い出を書いた。 そうしたら、「山口瞳の会」のtoshiさんから感想と励ましをいただいた。ありがとうございます。 そしてtoshiさんへのレスとして僕が書いたのが次の一文だ。********…

いそがなくたって、そこに本屋があるじゃないか

いそがなくたって、そこに本屋があるじゃないかいきなり何を言い始めるのだ? と思われる方があるかもしれないが、これは本の題名である。しかも、 「今も昔もこれからも、書店は街の情報発信基地なのだ」というサブタイトルまでついている。 著者は高津淳。…

70年代青春フォーク大全集

明日までに作らなければいけない資料がある。食事が済んだらすぐに取りかかろう。 と思いつつつけたテレビから聞こえてきたのは吉田拓郎の歌声だった。 新聞のテレビ欄を見ると、TV東京の特番で「70年代青春フォーク大全集」とのこと。10時から11時24分。 …

山本幸久『笑う招き猫』(集英社)

今年のお正月に出た本だからかれこれ半年経っている。この日記でのレビューは新刊に限定しているのでどうしようかと思ったのだけど、あまりにも面白かったのでご紹介。 一組の駆け出し女性漫才コンビを主人公にしたドタバタ青春小説だ。 身長180センチのヒト…

マグナムをぶっ放せ!!

日頃の失点を埋めようと、庭で次男・三吉(仮名・小2)のキャッチボールの相手をしていたら、傍でチアガール(?)をしていた長女・花子(仮名・小5)が悲鳴を上げた。 「ハチの巣!!」 指差す先を見てみると、ガレージの屋根に蜂の巣ができて何匹かの蜂…

で、どっちなんだ?

ハワイなのか? フィリピンなのか? (群馬県太田市にて採集)

坂崎重盛・石田千トークライブ

今日は池袋の書店ジュンク堂で開かれた坂崎重盛・石田千トークライブに行ってきた。 講談社の名編集長・元木昌彦さんが主宰する「編集者の学校」の企画だ。 坂崎重盛さんはエッセイスト。散歩ブームの火付け人である。現在、朝日新聞(東京では水曜日夕刊)に…

亜樹山ロミさんCD発売記念ライブ

「いつもの店」、吉祥寺のジャズバー「赤いからす」の亜樹山ロミさんCD発売記念ライブに行ってきた。まずは申し訳ないのだけど、一昨日の日記をご一読いただきたい。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 読んでくれました? ありがとうございます。先に進み…

吉川潮『芸人の了見』(河出書房新社)

今、演芸や芸人さんのことを書かせたら右に出るもののいない吉川潮さんの最新刊だ。春風亭柳朝を描いた『江戸前の男』、音曲の柳家三亀松を描いた『浮かれ三亀松』など涙が出そうな傑作が数多くある稀代の書き手だ。 この本は言ってみれば小品集かな。各紙誌…

亜樹山ロミ 『Trust My Heart 』

昨日から一枚のCDアルバムを繰り返し聴いている。亜樹山ロミさんの最新アルバム 『Trust My Heart 』である。昨日が発売日でCDショップの開店と同時に飛び込んで買って、それからずっと聴いている。この日記にもたびたび登場の亜樹山ロミさ…

防火責任者

日中、会議で席をはずしていたら、机の上に白い紙がおいてあった。書類だ。 見ると、欠席裁判で僕がフロアの防火責任者になったらしい。 火のないところに煙を立てる男と異名をとる僕が防火責任者とは世も末である。 あっ「火のないところ」だからいいのか?…

アレックス・シアラー『チョコレート・アンダーグラウンド』

天才・アレックス・シアラー、最新作の登場だ。『青空のむこう』『13ヵ月と13週と13日と満月の夜』に続く作品で、期待一杯で読んだ。結論から書くと、その期待が裏切られることはなかった。期待以上に面白かったなぁ。 ネタバレをしない程度にあらすじ…

NHK俳壇に土肥あき子さん

去年の暮れに、義太夫三味線の鶴澤寛也師匠に、「若手女流義太夫関係者の間で静かなブームになっている」、とその作品世界の素晴らしさを教えられ、それ以来すっかりファンになってしまった若手俳人・土肥あき子さんがテレビデビューすると言う話を聞いて前…

当世結婚事情・・・・・・・

6月の花嫁は幸せになれるそうですな。なぜかと言うと、雨降りの確率が高い梅雨の季節に結婚式および新婚旅行を設定する度胸のよさが幸せを呼ぶそうです。さらには、仮に大雨が降ってもメゲずに粛々とスケジュールをこなすタフさがまた幸せを呼ぶそうです。…

三鷹駅前にて

ティッシュ配りのおねぇさん、「カラーコンタクトいかがっすかー?」 この俺にカラーコンタクトをどうしろと言うのだろうか?ただ配ればいいってもんじゃないと思うぞ。

志らくのピン・シネマ落語『地獄の黙示録』承前

まずは、昨日の日記に書いた『地獄の黙示録』のあらすじをお読みいただきたい。 そしたら次に、今回の新作落語が何を骨格にしたかを当てていただきたい。ちょっと落語を聞きかじった人ならすぐに的中できると思うけど、「木乃伊取り」である(みいらとり、と…

志らくのピン・シネマ落語『地獄の黙示録』

いきなりな話であるが、僕はカツカレーが好きである。マイ・ラスト・ディナーはカツカレーと決めていることは前にも書いた。その理由はカツが好きでカレーも好きだからである。なぜそんな話をするかというと今日の「志らくのピン パート2」が「古典落語とジャ…

藤井輝明氏講演会に行った

今日の午後は熊本大学医学部教授・藤井輝明氏の講演を福祉会館まで聞きに言った。藤井さんは国立市出身の医療人で僕の幼稚園と小学校の先輩に当たる。幼い頃に「血管腫」という病気にかかり、顔の半面に痣と腫れが出来ると言う障害を負った。待ち伏せされい…

地獄の黙示録

今日はビデオでコッポラの『地獄の黙示録』を観ていた。 ちなみに初見。ハリウッドの大作が苦手でほとんど観ない僕がなぜ突然に『地獄の黙示録』を観たかというと、それは明後日くらいに明らかにしよう。 感想・・・感想ねぇ。 「すごいですね」 って感じかな。…

守屋淳著『孫子とビジネス戦略』 

僕だってビジネスマンのはしくれである。ビジネス書だって読むのである。仕事もせずに落語やジャズや俳句に呆けているわけではないのである。 そういうわけで、今日読み終えたのがこの本だ。本を読むのは決して遅いほうではないのだけどずいぶん時間がかかっ…

 天網恢恢・・・・・・

ようやく5000ヒット。毎度のご愛顧ありがとうございます。 今日、関連会社に出向している同僚に用事があって電話をしたら、番号を間違えてその関連会社の社長席に電話をかけてしまった。 間違いを詫びて切ろうとしたら、「まぁ、そう慌てるなよ蕃茄クン…

だ・か・ら・エ・ネ・ル・ギ・ー

今朝、通勤電車から下を見下ろしていたらヘンなものを見つけた。 西荻窪の駅前で、電車と交差する大通りをこっちに向かってくるバスなんだけと、屋根の上に巨大な仏像の頭が乗っかってるの。 それも、まるで「徳」など感じられない、「ハクション大魔王」の…

ぺ様には負けました。

週刊朝日には負けました。この写真だけで300円の価値はありそうですな。

世が世なら・・・

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。(スポーツニッポンより) 下着メーカーのトリンプが20日の「父の日」に合わせ「下着姿でうろうろしていてもOKなお父さんは?」というユニークなアンケート調査をし、ビートたけ…

66パーティー!!

今日は、友達の是枝正美さんのお店のパーティーがあった。 この日記でも何回か紹介したが、「倶楽部六六食房」というお店。国立駅から南に徒歩15分くらいの桐朋どおりぞい。カテゴリーで言えばダイニング・バーって感じかな。壁を突き破る鉄人28号の外装で…

赤いからすで中村誠一さん

今日は吉祥寺のライブハウス「赤いからす」に行ってきた。吉祥寺における僕のホームグラウンドみたいなお店だ。っていうほど頻繁に通っているわけではないのだけど、かれこれ15年以上通っている。 今日のミュージシャンは中村誠一さん(TS)、吉岡秀晃さん(…

林静一、他著『小梅ちゃん 初恋すとおりい』   

これはまた可愛らしく美しい本が出たものだ。ちょっと表紙を見ただけでも甘酸っぱい気持ちになってしまうよね。一冊丸ごと「小梅ちゃん」の本である。 「小梅ちゃん」については解説はいるまい。ロッテのキャンディだ。発売以来早30年、いまや国民的キャンデ…

御令弟の評判   

松田哲夫さんとはかれこれ15年くらいのつきあいになるだろうか。 初めてあったのはいつだったのだろう、よく覚えていない。『編集狂時代』の親本が出たのが94年で、その出版パーティーのことはよく覚えていて、パーティーに呼んでもらったぐらいだから、その…

松田哲夫著『編集狂時代』(新潮文庫)  

一人の天才編集者の半生記である。 「王様のブランチ」をごぞんじだろうか。「欲望という名の電車の親玉」じゃない。土曜の朝、じゃないな、昼、でもないな・・・。つまりまさしくブランチ、朝昼兼帯の食事時間ぐらいに放送している人気の情報ワイド番組だ。そ…

27万人が蕃茄の俳句を・・・・

昨日、「普段の句会ではせいぜい10人にしか読んでもらえない駄句が、数万人の人に読んでいただけるとはありがたいことこのうえない」と書いた。 今日、某筋で確認したら「週刊朝日」の発行部数は27万部だった。だから正しくは、 「普段の句会ではせいぜ…