2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

スケーターズ・ワルツ

明日のために その⑪『キメラ 満洲国の肖像』(山室信一・1,008円・中公新書) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「神よ あなたに私は新しい歌を歌い 十弦の琴をもってあなたに ほめうたを歌います(詩篇 1…

柳家一琴の会《卯月》

久々の「柳家一琴の会」。当蕃茄庵イチ押しの落語家さん、柳家一琴さんの勉強会だ。なかの芸能小劇場にて。 長男・虎太郎(仮名・大2)「ふれあい小路」の「味王」で台湾料理を食べて出動。中野は闇市文化の土壌があるから美味い中華屋さんが多い。いい町だ…

日曜の夜に、さらに動物のことを思う

さらに夕食後も新聞の閲読は続く。某紙のある日の夕刊の一面である。「博多にわか」がいたのである。しかも親子で。「博多にわか」をご存知か。目だけを隠すお茶目な仮面(半面)をつけての掛け合い漫才、福岡の伝統芸能だ。 でなぜ、「博多にわか」が一面に…

日曜の夕方に動物のことを思う

で、昨日の話である。「笑点」〜「ちびまるこちゃん」〜「サザエさん」のラインでBGMがわりにテレビをつけっぱなしにしつつ、一週間分の新聞を見直していたわけである。先日、千葉の動物園から逃亡劇を演じた「アフリカハゲコウ」の愛称募集だそうである…

警察署からの電話

そういうわけで、「もし学校から呼び出しを食らったら」などと軽口を叩いていたら、「K警察署少年課ですが・・・」という電話がかかってきたのである。いったい何が!?うちには対象者(?)が3人もいる。と思ったら・・・。 年末に長男・虎太郎(仮名・大2)が…

寒い日にシルクロードでカレーを食う。そして警察。

冬に逆戻りしたような寒い午後、長女・花子(仮名・高1)の保護者進路説明会で、シルクロード学苑(仮名)へ。入ったばっかりなのにもう? と思ったが、そういうものらしい。でも上級生の親御さんも来られていたら、学年共通で毎年催されるガイダンスらしい…

 そして、妻へのプレゼントに買ったもの。

そういうわけで、真っ当なルートを経て、アウトレットの町、南大沢に行ったのである。平日の午後だったが、なかなかの賑わいだった。不景気ながら、消費意欲が旺盛なひともちゃんといてくれるようだ。そう来なくっちゃ景気は上向きませんや。だから所用を終…

時刻表1,000号に「お前は西村京太郎か!?」

今日の話題といえば、やっぱりアレでしょう。新聞やテレビもこれ一色の・・・。 「時刻表」1000号ね。ネットの普及でずいぶん売上げは落ちちゃったそうだ。たしかに僕もかつて出張族のころは本当によく使ったけど、使わなくなったなぁ。近年はネットでの路…

 まだ、あったのか・・・。

某・外食チェーンのトイレでシミジミしてしまった。まだ、あったのか・・・。懐かしいさに、鼻の奥がツンとする。 やっぱり、酸は効く。

 狂言ホストの犯罪。

今日の新聞から。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ■「暴力団に拉致された 身代金100万円の用意を」 元交際相手の風俗店従業員の女性に「暴力団に拉致された」などとうそのメールを送り、身代金名目で現金100万円をだまし取ろうとしたとして…

 書評で巡る「男の生き様劇場」

昨日、今日と「書評のメルマガ」の原稿を書いていた。ご想像の通り『劇画漂流』を取り上げた。最近このパターン多いね。当日記に思いのままに書いたのを、改稿して入稿というのが。手を抜いてるのではない。むしろ、丁寧に書いているのである。結果は大差が…

続きは今日の朝刊で。『劇画漂流』

で、続きは今日の朝刊である。朝日新聞朝刊に「手塚治虫文化賞」の関連記事が載っている。昨日もご紹介した辰巳ヨシヒロさんの「劇画漂流」(青林工藝舎)が、よしながふみ「大奥」(白泉社)とともに大賞を受賞されたのだ。おめでとうございます。 昨日のパ…

「劇画誕生50年を祝う会」 

夕刻からちゃんとスーツを着て新宿へ。西新宿「Y's」にて開かれた「劇画誕生50年を祝う会」に行ってきた。今年は、辰巳ヨシヒロさんを中心とする若きマンガ家たちが「劇画工房」という制作集団を結成して(聖地・国分寺で!!)、ちょうど50周年。そのお…

神保町で密談、再び。多分、ファイナル。

夕刻より神保町の名店「アミ」にて「貸本マンガ史研究会」の面々と密談。4月1日に続いて2回目。そして多分、ファイナル。おもしろくなりそうでワクワクする。ワクワクするといきおい、飲みすぎる。だから今日は禁酒。おかげでメモリアル、じゃなかった、…

命懸けの話

毎朝使っている神楽坂駅(メトロ東西線)のエスカレーターが今日から工事でお休みに入った。工事の終わる7月末日まで徒歩で登らなくてはならない。全59段。間違いなければ(階段で登りと下りで段数が違う、なんてのはよくある話だ)。1階層を19段として…

桜散って 夢の競演 古書会館

桜が散って、いま町は「桜蘂(しべ)降る」。いい季節である。なのでちょっと足を伸ばして神田に行ってきた。駿河台下の「東京古書会館」。幻の稀覯本を求めて、古本の市に行ったのだ。なんてことがあるわけはなくて、古書会館で開催中の「永井荷風展」に行…

 大いなる仁術

とまぁ昨日は、「馬から落馬」だ「頭痛が痛い」だと、愚にもつかないボヤキを書いたわけだが、今日、僕は目からウロコが落ちましたよ。日本を代表する広告代理店「電報通信社(仮名)」の広報紙「電報通信報(仮名)」の4月13日号に載っていた、村松友視さんの連…

 馬から落馬して・・・

ああ、頭痛が痛い!

 不調、そして梨花

婦長である。いや不調である。いまは婦長って言わないんだね。看護婦さんが看護師さんになったから「師長」か。「士長」だと自衛隊か消防の方だけど、「師長」と言う言葉にまだなじみが無いね。「師長」で検索しても「藤原師長」(左大臣・藤原頼長の次男)…

完全休業 

昨晩は沖縄料理店で痛飲。40度超の泡盛。途中で記憶なくなる。最近、こういうことが凄く多い。帰り道は断片的な記憶。3人で東西線に乗ったまでは覚えているが、高田馬場で乗りかえの友達との別れの記憶もないし、自分の中野でので乗り換えの記憶も無い。武…

今年の桜

下の画像は、今朝の国立駅前の桜。だいぶグリーンが強くなってきた。今年の「蕃茄庵桜情報」も本日まで。また来年。定点観測の撮影場所は国立駅のホーム。三角屋根が休業中でなんとも無味乾燥な新駅ではあるが(他市の友達が「ひかりが停まらない新幹線の駅…

懐かしさの理由

明日のために その⑩ 『観光コースでない「満州」〜瀋陽・長春・ハルビン・大連・旅順〜』(小林慶二/文 福井理文/写真・1,890円) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 僕が年季の入った『三丁目の夕日』の…

ちょっと早過ぎるだろう

そういうわけで、昨日から晴れて高校生となった長女・花子(仮名)である。珍しくリビングで真面目な顔をして本を読んでいる。何を読んでいるかはわからない。そのうちにその本を置いてリビングから出て行った。ケ、ケイリン?表紙はロードレーサー型の自転…

入学式は「氾濫するイメージ」

今日は入学式。長女・花子(仮名・今日から高1)と次男・三吉(仮名・今日から中1)の。そう、同日になってしまったのだ。両方とも自分のほうは良いと遠慮するのだがそうは行くか。三吉のはツレが行って花子のは僕が行くことにした。ツレはすでに入試の面…

続々・甲州街道徒歩(かち)紀行 ⑥ 〜最終話 「I shall return・・」

昨日アップできなかった残堀川の桜。長女・花子(仮名・もうすぐ高1)のケータイ写真でお届けします。・・・・・・・・・・・・3月27日の旅日記の⑤・・・・・・・・・・・・下高井戸を出たとたん、三吉が足の痛みを訴え始めた。まだ大して歩いてないと言うのに・・・。昼飯まではなんと…

立川花見散歩

明日のために その⑨ 『偽満州国論』(武田徹・中央公論新社・900円) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ツレと長女・花子(仮名・もうすぐ高1)が一泊のアミューズメントに行ったと書いた。舞浜に「シルク…

オトコ・ナイトはデカ盛りナイト

松村邦洋さん、退院おめでとうございます。これを機に減量してデブキャラを返上するとのこと。良き哉良き哉。デブキャラじゃない松村にどんな存在価値があるんだ? なんて意地悪なことを言う人もあるかとは思う。僕も言われた(・・)。でも命あっての物種。頑…

続々・甲州街道徒歩(かち)紀行⑤  〜甲州街道のオアシス〜

・・・・・・・・・・・・3月27日の旅日記の⑤・・・・・・・・・・・・ようやく甲州街道に入った。ひたすら西へ。まだ朝は早いが新宿駅の周辺だけは人が多い。新宿南口の喧騒(まだ9時過ぎですぜ)を通って、西新宿へ。 甲州街道というのは実に愛想の無い道で、基本的に何も無い。歩…

 続々・甲州街道徒歩(かち)紀行 ④ 〜甲州街道の滑川〜

・・・・・・・・・・・・3月27日の旅日記の④・・・・・・・・・・・・そういうわけで半蔵門そばのファミリーマートで飲み物を買った後は、ひたすら西に向かう。子どもの頃の短い期間暮らした思い出の麹町を過ぎ、大昔に幼児洗礼を受けて中昔に結婚式もしたイグナチオ教会を過ぎると…

神保町で密談。

明日のために その⑧ 『満鉄調査部「元祖シンクタンク」の誕生と崩壊』(小林英夫・平凡社・735円) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・夕刻より神保町の名店「アミ」にて「貸本マンガ史研究会」の面々と密談…